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せんとう法律事務所のブログ

香川県丸亀市にある女性弁護士事務所のブログです。

4組に1組が離婚すると言われている昨今ですが、

私が離婚事件を担当している中で、夫婦のコミュニケーションのすれ違いから

離婚しなくても済む夫婦が沢山離婚していると感じてきました。

 

依存やコントロール、法的な義務で相手を縛るのではなく、

お互いに自立し、互いを尊敬し合える幸せな夫婦関係を築くためには

男女のコミュニケーションの違いを理解することがとても大切です。

 

同じ言葉を使っていても、その意味するところが違っています。

自分と相手が同じ感覚であることを前提に、相手が言ったことを解釈すると

相手の真意とは違う方向に、その言葉を受け取ってしまい、

結果、私は愛されていない、大事にされていないと感じて苦しくなってしまいます。

 

でも、その苦しさを解消するために、相手にして欲しいことを伝えようにも

相手に伝わる伝え方がわからないため、お互い苦しいだけで事態は改善せず、

結婚生活なんてこんなものかとあきらめてしまったり、居心地の悪い家庭から足が遠のいて

不倫をしてしまったりして、夫婦関係の修復が困難になってしまう事例を沢山見てきました。

 

男女が相手に求めていることを理解し、相手にダメージを与えず、自分の欲求がきちんと伝わる

伝え方を知るだけで、男女のコミュニケーションは劇的によくなります。

 

私自身が離婚事件を多く担当してきた経験から、

男女のコミュニケーションの違いを知っておくことは、夫婦関係を円滑にし、

結婚した当初のようにお互いを尊敬し合える幸せな夫婦関係を維持する鍵になると

確信しています。

 

あなたは、この先、パートナーとどんな夫婦関係を築きたいですか?

 

・男女のコミュニケーションの違いを理解した上で、より幸せな夫婦関係を築いていきたい人

 

・夫に自分の夢を応援してもらいたい人

 

・夫に家事育児をもっと協力して欲しい人

 

・巷に溢れるノウハウで効果が出なかった、現実が変わらなかった方、違和感を感じる方

 

せんとう法律事務所では、離婚相談とは別に

弁護士による夫婦関係に関する個別コンサルティングメニューをご用意しています。

 

初回カウンセリングをご希望の方はこちらからご連絡ください。

 

 

 

 

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こんにちは。

2023年7月で事務所開業10周年を迎えます。

HPをリニューアルしました。

女性を応援することに特化した事務所であることがはっきり分かるような内容にしました。

ぜひご覧ください。

 

 

 

また、女性弁護士幸せ研究所のYouTubeチャンネルに自己紹介動画をアップしたので、

こちらもぜひご覧ください。

 

 

このような女性弁護士の皆さんに見ていただきたいです。

 

◇今の働き方を変えたい方

◇育児の負担を減らして、仕事の時間をもっと確保したい方

◇仕事のストレスを減らしたい方

◇開業に向けた準備についてアドバイスが欲しい方

◇事務所経営を安定させるための広告・営業戦略が知りたい方

◇事務所に最適な人材を最小限のコストで雇用したい方

◇取扱業務をどのように選べばよいか迷っている方

 

 

ブログを移動したので,こちらに過去の講演実績を記載しました。

今後の講演依頼の参考にしてください。

なお,「誕生学プログラム」は現在,取り扱っていません。

 

 

<2022年>

2022年2月24日  「子どもの性といのちを守るために」(ソロプチミストルビー賞受賞記念講演,マルタスにて)

 

<2019年>

2019年9月29日   誕生学「思春期の階段を上る前のいのちの話」
(三木町)

2019年9月4日   子育て支援者研修講話(三木町)

2019年3月5日   「子どもの性といのちを守るために~親・地域ができること~」

          (国際ゾンタ26地区 鳴門ゾンタクラブ)

2018年12月1日   「子どもの性といのちを守るために~親・地域ができること~」(三木町)

2018年11月7日   「女性と子どもの人権が守られる社会を目指して ~誕生学の実践から~」

          シビックセンター(徳島市)

 

<2018年>

2018年  1月 6日  「子どもあんぜん教室」 pitariフリースペース(丸亀市内)

2018年 1月28日   誕生学 愛媛県新居浜市立船木小学校

2018年 2月  7日   誕生学 香川短期大学附属幼稚園

2018年 2月  7日   ホンマルラジオ出演 「大切なあなたへ ~心とからだの守りかた~」

2018年 2月12日   亀山学園主催 シンポジウム パネリスト

          「一人で抱えこまないで ~子どもを育むためにできること~」

2018年 2月16日   誕生学 善通寺市立東部小学校

2018年 2月21日   よりよい家庭づくりプロジェクト主催 セミナー講師

          「男の子の母のための性教育セミナー ~学校では教えてくれないこと~」

2018年 2月22日   誕生学 香川短期大学附属のぞみ保育園

2018年 3月  8日   誕生学 高松市立三渓小学校

2018年 3月14日   「親子で聞くいのちの話」 pitariフリースペース(丸亀市内)

2018年 3月14日   RNCニュースエブリィにて取材内容放映

           「~消えない心の傷~ 子どもの性被害対策は?」

2018年 3月17日   「親子で聞くいのちの話」 スペースM(高松市内)

2018年10月3日   丸亀市PTA対象 「子どもを犯罪被害から守るために」 丸亀市生涯学習センター

2018年9月15日   NPO法人さぬきっずコムシアター主催

           誕生学「思春期の階段をのぼる前の命の話」 ユープラザうたづ

2018年8月22日   高松国分寺ホール・香川県イベントプロジェクト輪WA!笑主催

                             「子どもが安心安全に過ごせるために親や地域でできること」

<2017年>

2017年 3月10日   誕生学 カナン子育てプラザ21

2017年 8月 4日   丸亀市男女共同参画職員研修講演「性暴力被害の実態と予防教育の重要性について」

2017年 8月29日   誕生学 善通寺市立東部小学校

2017年 9月29日   香川短期大学講議「守ろう心と体と未来 ~性被害予防のマインド作り~

2017年 9月30日   誕生学協会主催 性被害予防フォーラム コーディネーター

2017年10月 4日   「家庭で伝える性といのちの話」 高松市立庵治小学校PTA 家庭学級にて

2017年12月10日   誕生学協会主催 子ども未来塾「子どもの性被害の実情と対策」

2017年12月15日  「子どもの安全を考える勉強会」 遊心夢楽(丸亀市内)

 

 

先日、事件が解決した依頼者から私に対していただいた言葉です。

 

依頼者の女性は、夫と別居となり、離婚調停を申し立てられていました。

もともと家庭内別居状態でうまくいっていなかったので、条件次第では

離婚に応じてもよいかなと考えていました。

 

しかし、実際に夫が依頼した弁護士から離婚調停を申し立てるという内容の

手紙が届いたとき、結婚生活を振り、自分のわがままや思いやりのなさが

この事態を招いてしまったと反省、夫との関係を修復したいと願うようになりました。

 

私は、依頼者自身に変わる覚悟があれば、関係修復は可能だと考えていたので、

離婚調停の代理人として調停に同席する一方で、関係修復ができるようアドバイスをしたり、

依頼者が自分自身と向き合うためのサポートをしました。

 

結果、離婚調停が3回で不成立になった後、依頼者の努力が実って

夫が関係修復に前向きになり、離婚調停終了から3か月後に、

離婚を回避することができました。

 

以下、依頼者からいただいた言葉です。

 

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仙頭先生に依頼してよかったと一番思うことは、

『自分の人生、自分で決められる』と実感できたことです

 

夫婦の一方が離婚を希望しているのに、応じないことが理解できないとか、

修復できるわけがないなどと周囲から言われ続けられている中、

仙頭先生だけが、「難しいと分かってても、修復したいと決めたのでしょう。」と

私の意思を尊重してくれて、法律以外からも精神的に助けられました。

 

インターネットで検索すると、離婚事由がない場合は、

弁護士を立てなくても離婚を回避できると書かれてあり、

お金が必要になることなので依頼するか迷ました。

 

結果、私は途中諦めかけた時に、仙頭先生が常に私の意思を尊重し、

意見や色んな提案をしてもらえたお陰で、夫との穏やかな生活が持てたことに感謝し、

仙頭先生に依頼して良かったと思っています。

 

常に自分の味方でいてくれる人の存在は必要だと感じました。

 

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私は、大事な人生の選択を迫られる依頼者にとって、常に一番の味方でありたいと思っています。

皆さん、こんにちは。

弁護士の仙頭真希子です。


当事務所では、夫婦カウンセリングのメニューをご用意しています。妻だけで利用する場合、妻が利用した後、夫も相談に来る場合など、いろいろなケースがあります。




離婚調停をしているものの、離婚するしないの部分で双方折り合わず、行き違ったままであった関係が、カウンセラーが双方からお話を聞くことで、当事者の方が『本当はどうしたいか』というご自身の本当の気持ちに気づくことができ、関係が修復に向かうと言うこともあります。


離婚調停では、離婚するかしないかと言う結論ありきで、当事者双方の気持ちの部分に寄り添うような進行にはなりにくいので、自分の思いを全然聞いてもらえなかったなどと言う不満が残ることもあります。


それぞれのニーズに応じた制度を利用できることが一番なので、離婚調停の前に夫婦カウンセリングの了解も検討されるとよいと思います。


私自身は、この度、一般社団法人りむすびが提供するADRを弁護士として担当することになりました。


ADRって何?どういう特徴があるの?

と気になった方はこちらをご覧ください。