私がまだ小中学校の頃…。
うちにやってきたダックスフントのリリ。
今日の午前中に18年ほどの人生に幕を閉じました。
私が18歳で実家を出てから、なかなか帰省した時しか会えなくなってしまったけど、
帰れば、尻尾がちぎれるんじゃないかってくらいお尻全部をフリフリして喜んでくれたリリ。
リリは私がペットショップのゲージの奥にビクビクしながら、寂しそうにしていたのを見て、
どうしても飼いたい!と無理に両親にお願いして我が家にきました。
一年半前に、リリが産んだ子供が先に亡くなり、それからはなんとなく年齢のせいもあるのか、
痴呆的な症状もみられるようになりましたが、両親が一生懸命愛情を注いでくれていました。
里帰り出産した時には、娘に興味を示しながらも優しく迎え入れてくれました。
振り返りながら、涙が止まりません。
離れて暮らしていても、立派な私の家族でした。
リリが産んだ子供のメイが眠る桜の木の下に、一緒に入れてあげます。
母が、泣きながら「メイちゃんのところに行っちゃった」というので、
泣くまいと思っていても、我慢できず電話で一緒に泣いてしまいました。
見送ってあげられない、すぐに駆けつけてあげられないところに嫁いでしまったことを、
後悔にも似た気持ちで今はいっぱいです。



」と。





