終了間近の昨日になり、お尻に火がついた状態で上野へクリムト展を観に行って参りました。いやぁ、本当に参りました
どう参ったのかを書きたくなったのです。
昔からクリムトの絵は観てみたいと思っていたので、絶対に!!やっとチャンスが巡って来たと喜んでいたのですが、上野の東京都美術館なんて混んでいるに違いないので尻込みしていて結局は東京での展示も終わりに近づいた昨日、ようやく重い腰があがったのでした。
美術鑑賞って優雅に味わいたいですよね、私は静かにゆっくり観たいんです。しかし、皆さんも観たいのですから、混雑はまったくもっていた仕方ないんです![]()
分かっているつもりでも、人混みがしんどかったです。精根尽き果てました。
図録も欲しいと思いましたが、もう重さに耐えられなそうで断念しました。
ヒトの多さに疲れたのだと思ったのですが、少し冷静になってから考えて、そう、作品の多さにも疲れたんだなぁと感じました。所狭しと展示してあり、1つづつの作品と向き合う時間がなかったのだと思います(その間もヒト、ヒト、ヒトですし)。
でも、主催のかたがた頑張ったのでしょうね、沢山の作品を集めてくださったのですもの。皆さんはきっと堪能出来たのでしょう。私は、いわゆる『これぞクリムト!』という作品に囲まれるつもりで足を運んだため、お父様の彫金のお仕事の影響で創った彫金の作品や、初期の作品など情報量が多くて、頭が飽和状態になったことでの疲労感もあったのでしょう。
友人より「お目当の作品の全貌には辿り着けた??」との質問を受けて「??」と思ったのですが、彼女の「お目当があるので、いく!」との発言で気がついたのですが、思い入れの強い作品があれば、その作品と向き合うために行くので、こういう飽和状態にはならないのかもしれません。
私は多分、後期作品の独特の世界観を求めていたため、初期の作品などは流して觀れば良かったのかな?とも思ったりしました。
それから、館内がとにかく冷えており、後半は寒さも伴ってきて心まで冷えていたので、より疲労感が増したのだと思います。梅雨場独特の外の蒸し暑さで汗をかいた後のクーラーは身体にこたえました。
自分の体調などにもよるのでしょうから、万全で臨めばもっとじっくり堪能できたのかもしれませんね。それほど本当に沢山の作品数でしたから。
ナビゲーターが“稲垣吾郎さん”でしたので、今回は初めて音声ガイダンスを利用してみました。疲れたときに館内の椅子に腰掛けて(椅子取りゲーム状態?
)ガイダンスを再度聞き直したりできましたので少し癒やされました。
今回、印象に残っているのは『エミーリエ・フレーゲ』について、、、。不勉強な私はずっと『グスタフ・クリムト』の奥さんだと思っていたのですが、ニュアンスとしては“クリムトが想いを寄せていたヒト”だったということでした。ちなみに名前については、私の中では『エミリー・フローゲ』のほうがしっくりきますが![]()
壁画を多く手掛けていたはずなので、今までは『クリムト展』というのは難しいのだろうな、、、どういった展示になるのかな?と思っていたのですが、作品数の多いこと、多いこと。考えてみれば、あれだけの作品を産み出すまでにそれはそれは沢山描いていたはずなので、当たり前といえば当たり前なんですよね![]()
初期の作品の数多いことは勿論、下絵や壁画の複製や、映像や、『ベートーヴェン・フリーズ』のところの縮尺模型など、改めて『クリムト展』の意外性に驚きました。
そして、結果わかったことは、、、、『クリムトは現地で、壁画の実物を観るのが1番だろうなぁ』でした。、、、、いつか観られると良いです![]()
