どうもどうも黄昏亭銀三です
さてさて早くも
十月は神無月
♪二日ぁ~遅れんのぉ~
♪便りを~乗ぉ~せぇ~てぇ~
♪船ぇ~んがぁ~~~
大変失礼いたしました
<(_ _)>
動楽亭昼席十月上席七日目の模様をば
お送りいたします
暑さ寒さも彼岸まで
ようやく秋らしい気候に
幟も何だが心地よさそうに
泳いでおります
本日の出演者はコチラ
ベテラン師匠方が若手中堅の間にドシリと
三つ目中トリモタレにトリは南天さんと
屈指の好番組でそれに合わせて客層も
ズッシリマニアがチラホラお見え
これがどう展開しますやら・・・
と言ってる間に
♪お多福コイコイ
二番太鼓が
まずは一門の急成長弥っこさん
チョッピリ緊張気味のスタートから
これまたお得意
≪手水廻し≫弥っこ
目で物言わすこの噺
喜助に旦さんおなべどん、市兵衛に大阪のお客
それぞれええ感じの表現に
毎度毎度の爆笑必至
前回も書きましたが
間ぁが開いたからこそわかる
変化点に大満足の一席でした
続いてのそうばさんは
これが言いたかったねん風の
ご自身の御本名エピソードマクラから
≪代書≫そうば
これまたそうばさんお得意の顔芸が爆裂
阿呆と代書屋との爆笑攻防戦
サゲがこれまたひと工夫
ちなみに・・・以前
ざこばさんが≪鉄砲勇助≫を掛けられた時も
このサゲを使われたことがあります
もはや中堅の貫禄を感じさせる一席でした
さてさてここで換気タイム
昼席復帰後のこの時間は
色変わりな時間でもあります
普段の高座では聴けない見られない
お珍しいところがご覧になれるかも?
・・・がお楽しみのひと時
そして本日はこれまた期待に胸が膨らむ
千朝さん
何をしてくださいますでしょうか・・・
でっ・・・でっ・・・出たぁ~~~!!!
知る人ぞ知るかくし芸
東西大御所噺家さんの
形態模写であります
三代目春團治師匠をはじめ
枝雀師匠やら松之助師匠
東京からは
志ん朝師匠に談志師匠
それから
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それから
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えぇ~と
・
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・
いっ・・・色んな方々の形態模写に
ディープな落語ファンは大喜び
そしてそこから
これまた知る人ぞ知る
一番≪裏千朝≫が味わえる
≪替り目≫千朝
俥の件以降から所謂半ばまででしたが
期待通りに≪裏千朝≫が爆裂
とってもボリューミーな三つ目
楽しゅうございました
さてさて中トリ宗助さん
千朝さんに釣られて
先代五代目文枝師匠の
こちらは声帯模写と
それを見た米朝師匠の感想に
大爆笑
そこからキリっと切り替えて
≪骨つり≫宗助
こちらの声色は
自然と米朝師匠の薫りが・・・
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