空想家・ハリー佐藤のブログ -239ページ目

SF〜sunday's fiction〜


日曜日 10:00am



突然のことだった。

息子と近所の堤防を散歩していると、

突如後方から何者かに襲われ、

・・・拉致された。

薄れていく意識の中で

「KUMI」「POWERFULL」

???謎のワードが微かに耳に残った。



・・・・・・・うっ

どれくらい時が経ったのだろう?

ここは?っ!!息子はっ?!

私のすぐ傍に息子が居ることに気付いた。

必死でしがみついたのだろう

私のシャツの裾を握っている。

息はしている。怪我もないようだ。

息子の頬を両手で包み込むように軽く揺すった。

目をこすりながらオハヨウと言わんばかりに

自然と起きる息子。ホっとする私。

ふと目線を上げる。



S・・E・・GA??

この光るサインは企業名のようだが・・

「お目覚めのようだな?」

!!!!

声の方向へ振り向くと、

何組もの親子が!

私のように拉致されてきたのか?

「今からここにいる中学生以下の
子供たちにバトルをしてもらう!」

???意味がわからない

「まずは枠決めなのだ!!」

?枠?ますますわからない!!

「勝ち残った最後の一人に
この黄金の蝗虫を授けようぞ!」

蝗虫?バッタ??

次々と子供達が戦い勝敗をつけていく。

命までは取られないようだが・・・

「さぁ次はお前の番だ!!」

状況もわからず逃げ出せもせず・・

息子は戦いの席へと・・



果たして私たち親子の運命は?!



~FIN~