ウメ(梅、学名:Prunus mume、英: Japanese apricot)は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。花芽はモモと異なり、一節につき1個となるため、モモに比べ、開花時の華やかな印象は薄い。毎年2月から4月に5枚の花弁のある1センチメートルから3センチメートルほどの花を葉に先立って咲かせる。花の色は白、またはピンクから赤。葉は互生で先がとがった卵形で、周囲が鋸歯状。樹木全体と花は主に鑑賞用、実は食用とされ、枝や樹皮は染色に使われる。

原産国は中国の湖北省や四川省と言われ、日本には奈良時代に渡来したと考えられています。

梅の花は古代「うめ」で近世で「むめ」となり、現代では「うめ」に戻りました。

梅は万葉集では萩に次いで二番目に多くも、118番詠まれ、古来から花木として愛されて来ました。戦国時代から江戸時代にかけ、実が糧食として持て囃されるようになり、各地で栽培されると共に品種改良もこの頃から盛んになりました。

花を観賞する「花うめ」、実を採る「実うめ」、梅と杏子の交雑種とされているものなど多くの品種があります。

その魅力は、丈夫で栽培が容易で日本人の美的感覚に溶け込み、清香を放ち、気品さがあり、桜と共に日本を代表する花木として並び称されています。

 

 

 

今年の梅は、例年よりも「一週間ほど早く」今年は、来週末(15日~16日頃)に満開となりそうです。

私は毎年、神奈川県の公園や植物園を中心に梅の花木見をしています。勿論、撮影もしています。

そんな中で毎年、この時期でないと撮影出来ない、美的な風景があります。

それは「梅の花の蜜を吸いに来る(メジロ)、グリーンの奇麗な羽の色と、目の周りを白く丸くアイシャードしたような特徴のある野鳥」です。

ところが、梅の花の蜜を吸いに来るメジロは、じっとしていることが無く、素早く動き廻ります。ですから、何枚もシャッターを切り、多い時には何十枚にもなり、そんな中でお気に入りの写真は数枚以下です。野鳥の写真マニアでないと中々、グットショットが写せないものです。

また、私の最愛の人も、梅の花が好きで、梅の花の蜜を吸いに来るメジロが可愛いと!「梅の花にメジロだから(ウメジロー)」と渾名を付けて呉れました。

私も今年もウメジロー撮影出来たよと、梅の花木とメジロを見ているととても癒され、撮影出来て良かったと自画自賛しています。

センスプロデュース研究所、荒木行彦