人の幸せは、人それぞれ違います。ましてや幸せの価値観は様々であり、その国によっても幸せを感じる豊かさのようなものが違いがあります。

例えば「幸福度ランキング」各国の国民に「どれくらい幸せと感じるか」を評価して貰った調査に加え、GDP、平均余命、寛大さ、社会支援、自由度、腐敗度と言った要素を元に「幸福度」を計る。

7回目となる2019年は世界156ヶ国を対象に調査した。日本は2018年の54位から4つ順位を下げ58位だった。

 

 

 

参考にトップテンは、1(フィンランド)2(デンマーク)3(ノルウェー)4(アイスランド)5(オランダ)6(スイス)7(スウェーデン)8(ニュージランド)、9位(カナダ)10(オーストリア)

ワースト10は、1(南スーダン)2(中央アフリカ)3(アフガニスタン)4(タンザニア)5(ルワンダ)6(イエメン)7(マラウィ)8(シリア)9(ボツワナ)10(ハイチ)となっています。

また、中国は2012年の112位から2018年には86位に上昇したと言われていますが、それでも86位と日本よりもかなり低い推移です。

こうした幸福度調査でも、日本は156ヶ国の中でも、中位からやや上という順位ですが、近年、その順位を下げて来ています。こうした背景は「国民性」にも影響しています。

 

 

 

日本人の多くが幸せの価値観を「お金や物」に拘り、依存することで「幸せだと思っている人が多いものです」。

私のように「精神的な豊かさ、愛に満たされ幸せ」であることも「健康に恵まれ、元気で過ごせて幸せ」などの心身的な幸せの価値より「形があり、快感に繋がる」ものを手に入れることが幸せであるという考え方の人が日本には多いと言えます。

その結果、GDP、平均余命が世界でも上位にありながら、寛大さ、社会支援、自由度、腐敗度と言った要素が低いことが日本が「幸せな国」では無くなって来ています。

現に、毎年の幸せ度ランキングで、中国は上昇しているのに、日本は毎年、ランクを下げています。本当に寂しい限りです。

最近の若い人も、多くの日本人が「何時もイライラ」しているように思われます。何かに付けて人の生にしたり、思い遣りも優しさも欠如した人が多すぎます。

 

 

 

海外の観光客からは「日本人は親切な人が多い」とよく言われますが、それは表向きであり、一部の人になりつつあります。

何事にも「不満を持ち、満たされない不満を抱えているように(ストレスに苛まれて)いる人たち」が多いのが日本の現状です。

こうした「意識と感情を持ち続けている日本人が幸せだと感じられる訳がありません」。

だから、沢山のお金があれば、欲しいものが手に入り、満たされるから幸せだと思う人たちが多いから幸せな国ランキングでも中位上になっているのだと思います。

確かに、日本は物価が高く、税率も10%になり高騰しています。高額な物が売れなくなって来ています。

医療面では保険などの保証が良いので、具合が悪くなると直ぐに病院に行きます。

 

 

センスプロデュース研究所、荒木行彦

幸せな時「人は笑顔」になれます。ですから、常に笑顔で居られる人は「幸せな人なのだと思います」。

世界的にはヨーロッパの国々が幸せな国で、アフリカの国々が不幸かというとそうではないのです。あくまでも統計的な事であり「幸せの度合いは、個人の思い方、考え方」によって違うし、貧乏でも幸せな人は多くいます。

人を愛するだけが「愛」ではありません。大我の愛の実践が幸せだと、私が提唱しているのは、こうした身に迫る危機や苦しみなどを乗り越え、生き抜く力を養い、生活苦でもその中から「幸せを見つけ出す」ことが幸せなのだと私は思っています。

そんな中で、日本には「家族愛、助け合い、思い遣り」と言った昔からの沢山の愛がありました。

自然災害の恐怖も身近に体験するようにもなりました。こうした事から「精神的に豊かになれないのだと思います」。

生活しずらい環境にあるのが日本でもあると思います。地震災害は世界一、地震が発生している国です。また、最近では「水害、台風被害」が増えています。