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私は子どもの頃から身近に生き物たちと接して兄弟のように育て来ました。

自然豊かな環境で育った私は自然、生き物のたちが遊び相手でした。

身近に野鳥も、冬には渡り鳥のオオハクチョウも裏の田んぼに20羽ほどの群れで来ます。それは家の田んぼに親が餌を撒いているから知っているのです。目の前で見るハクチョウは大きく美しい姿に憧れるようになり、野鳥に興味を持ち、正月のお年玉を貯めて双眼鏡を購入して野鳥観察していました。

そんな中、独学で野鳥の生態を学んでいた私はある文献を読み、難しい漢字が読めないので学校の先生に教えて貰いながら読んでいたら、当時恐竜ファンだった私は「野鳥が恐竜の生き残り」野鳥が恐竜の子孫だと知った私は身近な野鳥を俄然好きになり、嵌ってしまいました。

そして、現在も野鳥を観察し、その生態を学んでもいます。

現在は井の頭小学校で探鳥会の講師として親子に野鳥の素晴らしさを指導しております。

単なるバードウォッチングではなく、私は自然や生き物たちから学ぶをモットーに指導しております。

「自然は教科書以上のことを教えてくれる」ということです。

*羽毛が原始的な鳥盤類からも見つかった

1996年以降、羽毛を持った恐竜(羽毛恐竜)の化石が次々と発見されている。

1000種類と言われる恐竜全体からみれば、その数はほんの僅かである。

しかし、そもそも「羽毛は骨と比べると化石に残りにく」と考えられている。そのため、「羽毛が発見されていない」ということは必ずしも「羽毛を持っていない」ということと同じ意味ではない。そこで多くの古生物学者は、「近縁種や先祖種の化石で羽毛が確認でれば、その種と同じグループの恐竜は羽毛を持っていた可能性が高い」と考えるようになった。

羽毛恐竜の化石は「獣脚類」という恐竜郡を構成する多くの小グループからそれぞれみつかっている。

そのため、多くの獣脚類の恐竜が羽毛を持った姿で復元されるようになってきた。

2014年に報告された「クリンダドロメス」もまた羽毛恐竜である。

但し、これまで羽毛が発見されてきた獣脚類ではない。

鳥盤類というグループの原始的な類であると解釈されている。鳥盤類は、恐竜を構成する2大グループの一つだ(ちなまに、もう一つは獣脚類を含む竜盤類。

羽毛は多くの恐竜が持っていた?

原始的な鳥盤類に羽毛がみつかたことが大きな注目を集めることになった。

鳥盤類や角竜類などの様々な植物食恐竜が属している。

その原始的な恐竜に羽毛があったということは、全ての鳥盤類の恐竜類が羽毛を持っていた可能性を示唆しているのだ。

羽毛は一部の恐竜の特徴ではなく、多くの恐竜にとって標準的な特徴だった可能性さえ出て来たのである。

こうして鳥盤類の羽毛の特徴のある化石の発見で分かっております。

他にも野鳥が恐竜の子孫だという証拠は「足爪」、恐竜の足爪の特徴に「鉤爪」があります。鷹などの猛禽類では鉤爪が恐竜の名残りとなっております。

五感プロデュース研究所、荒木行彦、