五感プロデュース研究所、-1

最近、クローズアップされたように、スポーツ指導員による。体罰やセクハラ、パワハラなどが目立つようですが、以前は相撲部屋での親方の暴力的指導などがあり、問題になったばかりでした。

 

そして今回は高校での担当の先生の体罰、そして、柔道での指導、監督が女子選手に日常的に体罰や暴力が頻繁に有ったようです。

 

私もスポーツ指導では長年携わって来ています。

 

中学生時代から初めたバレーボールを現在も指導という立場で、それも女子選手のコーチを長年して来ています。

 

私の場合はオリンピックやプロ選手も一時は指導したこともありますが、決して体罰やセクハラなどありませんでした。

 

 

 

私たちが学生の頃は先輩から、気合い入れと称して殴られ、私も後輩を愛情を込めて殴りました。ケガをさせない程度ですが、勝利に拘り、チームが強ければ、根性だ、気合いだなどと、言って体罰します。

 

私はこれらの反省から、スポーツ指導には、絶対体罰やましてやセクハラなど、指導員としては失格であると指摘して来ました。

 

男性が女子を指導することは、どうしても、愛情や好みなどを一切無しに、平等に指導しなければならない。現在は女子の方が精神力があるから、叱咤激励はよいが、男性の場合、叱咤激励が激しいと、落ち込み、スポーツを辞めてしまうのです。

 

 

 

せっかく、能力があり、生かせる場所があるのに、個性もあり、将来が楽しみな選手たちが多いのに、監督、コーチ陣がそれを引き出せすに、才能のある若者の希望を奪い、気力をなくして、若くして引退や、プロの道を諦めるスポーツマンは多いのです。

 

だから、私は今こそ、選手を指導する前に、監督、コーチの指導が必要だと提言しています。

 

近く、科学文部省に提案したいと思います。

 

行き過ぎた指導、暴力やセクハラは犯罪です。スポーツ指導での体罰は美徳化した時代は終わりました。

 

根性や気合いでは世界と闘えません。

 

日本がこんなことで揉めている間に、世界では次のオリンピックのために、着々と監督、コーチ、選手と一体になり、練習に励み、監督と選手たちはコミュニケーションをとり、指導を受けて、技術や技を磨くために頑張っています。近代柔道が日本がメダルを獲れないのは、世界が日本柔道を封じ込めるために、観察して、一本を取られず、判定勝ちに拘った戦略的指導したから、世界が強くなったのです。日本柔道も未だに一本勝ちに拘りながら、世界柔道スタイルに対応して、指導しているはずなのに、何ら昔と変わらない指導では、次回のオリンピックでも、日本柔道はもっとメダルの数が減るだろう!?協会は是非、第三者指導員の採用を検討して欲しい。

 

第三者指導員は、スポーツだけでなく、メンタル、選手の健康、戦略など、心理や脳科学の応用が世界では当たり前に指導も予算もされています。

 

日本でも、水泳の北島選手に水泳競技に全く関係ない、脳外科のドクターが脳科学とハイテク技術を駆使して、金メダル連覇を果たしたのは有名な話しです。

 

柔道もこのくらいの柔軟な発想がないと世界では勝てません。何時までも、脳ミソが筋肉のような、根性だ!気合いだ!と言って体罰を続けるスポーツ指導をしているうちは日本は強くなれません。強く、勝ちたいのであれば、私たち、経験者、知識者の叡知と知恵を頼ればよいのです。

 

柔道や相撲と国技と言われる伝統スポーツだからと許されること、許されないことははっきりとして欲しい。もっと日本は頭脳を使って欲しい。頭脳を使って指導して欲しいものです。

 

何時でも、私たちに第三者指導員の依頼があれば協力致します。

 

五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、