$五感プロデュース研究所、-t
私の実家が青森県ということもあり、焼きリンゴやリンゴのタルトを母がもぎたてのふじリンゴを使用し、それこそ大胆に細かくリンゴを切るのでなく、半分を丸ごと切り、タルトにして焼いてくれたのです。それもストーブの上に乗せて、こんがり焼くのです。
甘酸っぱくもあり、時には蜂蜜をかけて食べたこともある。私のお袋の味の一つでもある。
ここで、リンゴタルトの材料とレシピーを紹介します。
[タルト生地]バター...125g、粉糖...25g、全卵...25g、水...25g、小麦粉...125g、強力粉...125g塩...2.5g[仕上げ用]、りんご...2個、レモン果汁...20g、バター...80g、グラニュー糖...80g、全卵...80g、バニラビーンズ...1/4本、ヨーグルト...40g、アーモンドスライス...100g、粉糖...適量
1.タルト生地を作ります。バターは室温にもどしておきます。
2.やわらかくしたバターをなめらかにし、粉糖を加えすり混ぜます。バターが固い場合はレンジで10秒程度温めてやわらかくしてもOKです。
3.ほぐした全卵と水を少しずつ加えて混ぜ合わせます。
4.小麦粉と強力粉と塩を合わせてふるいます。
5.バター生地に粉類を加えて、押しつけるように混ぜ合わせます。少し粉が残っているくらいの状態になったらラップに包んで、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
6.タルト型にバターを塗り、小麦粉を振っておきます。
7.休ませた生地を3mm厚にのして型に敷き、フォークで全体に穴をあけます。
8.冷蔵庫に入れ、冷やしておきます。
9.りんごは皮をむいて芯を取り、2mm程度に薄く切り、レモン汁をかけておきます。
10.タルト生地にりんごを並べます。
11.ソースを作ります。バターを湯せんにかけ、やわらかくします。
12.バニラビーンズの中の種の部分を削ぎ取り、バターに加えます。
13.グラニュー糖を加えてすり混ぜます。
14.卵を2回に分けて加えて混ぜ、ヨーグルトも加えて混ぜ合わせます。
15.ソースをタルトに流し入れます。並べたりんごのすき間にソースが入り込むように流します。
16.上面にアーモンドスライスをまんべんなくちらして、190度のオーブンで45分焼成します。
17.焼きあがったら熱いうちに型からはずし、粉糖をかけて仕上げます。
YAHOOグルメレシピーより引用。
私のリンゴタルトの拘りは、リンゴの選択である。好みにもよるが、私が好きなのは、フジという種類のリンゴを使用することです。中でも秋口に収穫したリンゴは、密という甘い部分が多いリンゴが美味しいのです。
私も以前にリンゴタルトを作ったときには、リンゴの皮を抜き、バターとグラニュー糖で絡めるように炒めます。
それから、木地にその炒めたリンゴを並べて、焼きます。皆さんはすぐに冷蔵庫に入れようとしますが、冷めてから入れた方がうま味が凝縮するのです。
私は冷蔵庫に入れる前にシナモンやハーブなどの香り付けをします。そうしますと、リンゴの美味しさだけでなく、香りも楽しめます。
今度、世界最高のリンゴのタルトを作りたいと思っております。それは、リンゴの種類です。幻のリンゴといわれ、地元でもなかなか手に入りません。
紅王という真っ赤なリンゴです。日本では販売されておらず、主に海外に輸出されており、中国では旧正月に赤い物を飾ることが縁起がよいと言われ、この紅王が高値で取引されており、何と中国では紅王は1個、2000円と高級品です。ですから、日本で食べられないのです。
私の親戚のリンゴ農家でも出荷のできないリンゴを食べたら、甘く、従来のリンゴとはひと味も違い美味しいと言っておりました。
この紅王というブランドのリンゴを使用した。リンゴのタルトやロールケーキを作って食べたいのです。
もし、手に入り、リンゴのタルトを作った時には写真に写して紹介したいと思います。このように美味しいスイーツや食事は、材料は勿論、香りと見た目の彩りなど、また、気分が高揚するような演出によってヒトの味覚が変化し、敏感になります。そして、美味しく頂けるのです。
私は仕事柄、母が美食家のお陰で味覚も五感も発達し、美味しいスイーツや食事の見分け方、味の違いを私の舌は理解出来ます。
ヒトは美味しい食べ物を食べているときに、笑顔にもなり、幸せ感を感じられます。これらの感覚こそ、心身共に健康でなければ感じられない感覚です。
ヒトの五感は、健康と深い関係にあるということを私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、