「梅雨明けだ」「酷暑日だ」と天気予報に右往左往の私に比べて、自然界のいきものは着実に自分の時を刻んでいるようです。
黒っぽいハチが飛び始めたら、庭のあちこちに直径2㎝程の穴が見つかります。
穴のそばに掘りあげられた土が積まれていて、その一粒一粒の土の小ささに「ハチよがんばったね」といいたくなります。


狩りバチである彼女らは、目立たない場所に穴を堀り、バッタ類を捕まえてきてこの穴に運び込みます。バッタはハチの麻酔で眠らされたまま、ハチの幼虫の餌になるわけです。

擬人化してはいけませんが、ホラーな子育て戦略です。ハチの子どもは母さんが用意してくれた安心な巣穴で食べるものに困ることなく、一人で大きくなることができるのです。
いや、ヤドリバエにさらに寄生されたりと、前途多難かもしれませんがキョロキョロ

生きていくって、奇跡ですね照れ