～鏡の魔法～
私は、子供のころから太っていました。
それは、ひとつのコンプレックスにもなっていました。
鏡を見て、どうしてもっと美人に生れなかったのか？
どうして、もっとスタイルが良い体型に生れなかったのか？
特に思春期のころは、そんなことが悩みだったと思います。
ありとあらゆるダイエットを頑張りましたが
成功しても、またリバウンドを繰り返していました。
ついていたアダ名は相撲の力士の「琴風」。
１５8cm、７４キロ。
しかし、自分で言うのも、なんですが、今の私はスタイル抜群です。
１５９cm、51キロ
あんな体型から、今みたいなスタイルになれるなんて
本当に当時から思えば夢のようです。
(↑どうしてもっと、きれいに生まれなかったのかニャ…？ 過去の私)
今から15年ほど前から鏡を見て、声を出してあることを始めました。
そのあることとは、鏡に自分の姿を映しながら
完全なる自己肯定の言葉を唱えることだったのです。
その時は６３キロ～５８キロぐらいの間を行ったり来たりしていました。
まず、自分の名前を呼んで、にっこり笑って
「美人！ 性格も良くって、スタイル最高！笑顔も最高！
とても素晴らしい！ きれい！ 素敵！ 美しい！」
ありとあらゆる美辞麗句を鏡に映った自分の姿を見て言ったのでした。
初めはとても恥ずかしかったです。(誰もいなくても、恥ずかしかった)
心のどこかで「嘘！」とささやく自分がいるのです。
しかし、続けていると、それが「ありがとう」に変わってきました。
だって、褒めて、讃えて下さっているのですから
「ありがとうございます」ですよね。
毎日、それを続けました。
そうすると、イメージしていたスタイルに気がつけば
なっていました。3年ほどかかったと思います。
実は今もやり続けています。
ベジタリアンになってからは、さらにスタイルと肌質が良くなりました。
自分で、自分を褒める。今の自分を完全肯定する。
それが、魔法の様な開運法です。
自分という尊い存在、元の存在を讃えてこそ
他も尊くなるのです。
ダメな自分を、素晴らしいと鏡に向かって唱え続ければ
1年後には、本当に素晴らしい自分に変わります。
こんなに素晴らしい自分を
見ていなかった過去の自分に気づかれることでしょう。
最終的に神様の力を鏡に映していることに気がつけば
もう有難くて、尊くて、讃美の言葉しか出なくなります。
前回お伝えした「言霊の力」や今回の「鏡の魔法」は
占いなどで、大殺界や八方ふさがり、運気が悪い等言われた方にとっては
厄除け、開運の方法です。
運気の波の形は変える事は出来ませんが
心や行動が変われば、運気の波の位置を変える事はできるのです。
明るい思考と良い習慣が波の位置を高く上げてくれます。
大切なのは、小さな努力を楽しんで、続けることです。