転勤当初は、現場監督の仕事ばかりでした、まだ当時は図面は手書き、自分のパソコンは与えてもらえず、施工資料の整理は事務所で共有してるパソコンで、自分以外の大卒の人々は自分より若くてもパソコンを所有して、調査の報告書をまとめているなか、ほとんど現場に行ってるしかまわないかと思っていた。
施工資料を作るにあたり、エクセルを使うのですが、ちんぷんかんぷん、当時、直属の上司にはエクセルが使えないと、バカにされたり、学歴がないことをあからさまに馬鹿にされたり( ̄▽ ̄)
座席は、事務所で1番偏屈と有名なおじさんの隣、噂ではこれまで何人も若手社員がこのおじさんにイジメられ辞めたと聞かされ気をつけろと、まぁ、こちらも現場に行ってばかりなので問題なし
日が経つにつれ、事務所内の人間性が見え出すと、気づきたくないことが見え出すもので、最初は優しそうに近づいてきた上司は学歴がないことを、あからさまに馬鹿にしてくる人だったり、偏屈だと言われていた、おじさんのことを悪者に、悪者にと仕立てあげる人間かな?と、
自分は、これまでの経験上、人を評価する時は他人の評価より自分の直感で判断する方なので、優しそうに近づいてくる上司の話は話半分でスルー、偏屈と言われたおじさんとも、たまに会話をするように、偏屈と言われていたおじさん、技術力は天下一品で、仕事に集中するタイプの方で下の人間に仕事の邪魔をされるのが大嫌いな人、でも、現場上がりの自分には、なぜか色んな話をしてくれる、よくよく話を聞くと高卒で電気メーカーに就職したものの、会社で大卒の人間に馬鹿にされ、悔しくて退社、自分の稼いだお金で大学に入り直し、必死で勉強してきたと話してくれたこともあった、どうやら、学歴がないと馬鹿にされている自分を重ね合わせていたようで、また、若い頃は報告書を書きながら現場にも出向き自分が体を動かして調査してきたとか、もと調査の現場上がりの自分には現場の話をすると話が通じて楽しかったらしく、本当に色んな話や仕事を教えてくれた、もう1人、自分の10歳年上の先輩がよく面倒を見てくれた、この先輩も技術力が高く、事務所内で偏屈なおじさんと技術的な話をする数少ない人の1人で、プライベートでも仲良く、飲みに行ったり本当によくしてくれた。現場ばっかりじゃつまらないだろ?と斜面の設計方法等を、寄ってたかって面白がりながら、教えてくれたのも、この二人^_^
設計も出来るようになり、技術的なことがわかり出すと、なんとなく、偏屈と言われたおじさんが事務所で浮いていたのが何故かわかってくる、学歴がないことを馬鹿にしてた上司は、技術力が低く、技術的にかなわないので、若い人間を周りに囲い、自分がリーダー的なグループを作り、偏屈なおじさんは孤立していたようで、若い子がきても、現場の話は通じない、技術力が低い上司と仕事するから仕事の中身はデタラメ、それを指摘するとリーダーが陰で悪口を言うみたいな
10歳年上の先輩も技術力が高いので疎まれていたようで、リーダー的な上司と仲が悪かった
そこに右も左もわからない自分が入り、リーダー的な人につかず、仕事を教わっていると、技術的なことではリーダーを論破できるほどに、また、学歴がないのが悔しいので、資格取得に燃える^_^
なんとか、技術者のはしくれになれた自分、しかし、平穏な日々は長くは続かない、偏屈なおじさんが突然の入院、検査結果は白血病で入院して半年ほどで亡くなってしまう、この時は本当に悲しくて、今までお葬式で泣いたことなかったが、声をあげて泣いてた。定年が見えはじめ、定年したら海の近くで、野菜を育て、船を買って釣りをしながら、自給自足でのんびり暮らす夢を語っていたのに、その家には週末にお酒片手に訪ね、一緒に飲むことを密かに狙っていたのに、突然の出来事で本当に悲しかった。

プライベートでも色々あり、結婚して子供がいたが、離婚、小学1年の娘、幼稚園年中の息子を引き取り、シングルファーザーで育てることに、周りに親戚も親もいないなか、子育てのために関東に戻ることを決意、会社に退職を希望する。
会社からの返事は、関東の実家近くの事務所に転勤させるので、辞めないでほしいと、そのまま関東に転勤、実家に住み、子供を両親に見てもらいながら、仕事する毎日、突然の転勤だったので、四国に残務もあり、四国と関東を行ったり来たりの日々が始まる