弁護士というお仕事は基本的に「トラブルを解決するお仕事」です。
なので、仕事柄さまざまな人々の様々なトラブルについて触れる機会があります。
「離婚」という家庭トラブルについてもそうです。
一言に離婚と言っても、その形はさまざま。
もちろん、男性と女性できちんと合意をし合い、
お互いに納得できる形で離婚をすることができるのであれば、
そもそも離婚について弁護士に相談しに行く必要もありません。
離婚届を役所に提出するだけで離婚という問題を解決することは可能です。
離婚について弁護士に相談する必要が生じるのは、
主に夫婦の一方が「離婚をしたい」と考えているのに、
もう一方が「離婚をしたくない」と考えているような場合です。
こうした場合にはどのような離婚につながるトラブルがあったのか、
例えば夫や妻の浮気が離婚をしたい原因だが、浮気をした当の本人は離婚をしたくないと言っている・・・。
そういう場合には裁判を通じて「強制的に」離婚を発生させる必要があります。