兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
白毫寺は、兵庫県丹波市市島町にある天台宗の古いお寺で、開基は奈良時代初期と伝えられています。ご本尊の眉間の白い毛が光を放ったことから「白毫寺」という名になったとされています。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
とくに「九尺ふじ」は藤棚の長さが約120メートルにもおよび、頭上を覆うように咲く藤が大きな見どころです。丹波市内の観光案内でも必ず紹介される名所になっています。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市市島町にある五大山白毫寺は、天台宗の古刹とされ、創建は奈良時代の慶雲二年、西暦七〇五年に法道仙人が開いたと伝えられています。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
中世には一山で九十三坊を数えるほどの大寺院で、丹波国内でも有力な寺として栄えました。境内には南北朝時代に足利尊氏から丹波国春日部荘を与えられた武将、赤松貞範の供養塔が残っており、この地域の武家勢力とも深い関わりがあったことがうかがえます
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
戦国時代末の天正年間、1570年代後半から1580年代にかけての「明智光秀の丹波攻め」の際に、白毫寺も兵火に巻き込まれて焼失したと伝えられています。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤 ぼけ封じ祈願
兵庫県の指定文化財一覧によると、白毫寺には「五種鈴」と呼ばれる五口一組の仏具が伝わっており、工芸品として県指定文化財になっています。時代は鎌倉時代ごろとされています。境内には、南北朝時代にこの地域を治めた赤松氏ゆかりの宝篋印塔が残されています。丹波市観光協会の紹介では、南北朝期の領主赤松氏の供養塔として伝えられており、中世の有力武士と白毫寺との関わりを示す石造文化財です。さらに、江戸時代初期に活躍した女性、春日局の父として知られる斎藤利三が出した「下知状」(指示や命令を記した文書)が、白毫寺の寺宝として伝わっています。こちらも丹波市観光協会の説明に記されており、戦国・安土桃山から近世初頭にかけての歴史を物語る古文書です。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
白毫寺にある有名な藤棚で、花房が最長約1.5メートルにもなる長藤が「九尺藤」と呼ばれています。藤棚全体の長さはおよそ120メートルあり、一面が薄紫色のカーテンのように垂れ下がる景色が人気です。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
白毫寺の九尺藤は、例年5月上旬から中旬ごろが見頃と案内されています。2026年も同じ時期に合わせて「九尺ふじまつり」やライトアップが計画されており、夜は「藤のオーロラ」と表現される幻想的な光景が楽しめると紹介されています。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
白毫寺は丹波市の山あいにあり、最寄り駅からは車やタクシー、バス利用が一般的です。地元の案内資料では、九尺藤シーズンの拝観料は数百円程度、駐車場も有料で用意されていると記載されています。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
藤棚の下を歩くと、頭上いっぱいに花房が垂れ下がり、甘い香りと淡い紫のグラデーションに包まれます。日中は新緑とのコントラストが爽やかで、夕暮れから夜にかけてはライトアップによって雰囲気が一変し、写真映えするスポットとしても多くの人が訪れています。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
丹波市春日地域にあるお寺で、白毫寺と並ぶ「もう一つの九尺ふじ」の名所です。白毫寺から車で30分前後のエリアなので、藤のはしごができます。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
白毫寺は「丹波 青もみじめぐり」12寺の一つで、九尺藤の時期は新緑のもみじもきれいです。同じパンフレットで他のお寺も紹介されているので、1〜2カ所選んで寄り道すると落ち着いた寺巡りができます
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
白毫寺から車で20〜30分ほどの柏原駅周辺は、城下町の町並みや史跡がまとまっていて散策しやすいエリアです。観光協会の資料でもモデルコースとして案内されており、古い町家や城跡など歴史風景が楽しめます。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤 愛犬家の方が撮影していました。了解を得て撮影しました。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
白毫寺の最寄り駅はJR福知山線 市島駅です。丹波観光ポータルの案内では市島駅からタクシーで約8分と紹介されています。今日も、駐車場の空き待ちで2㎞近く大渋滞でした。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
のだふじ 本州から九州に自生し、「藤」といえば多くはこのノダフジを指します。房が長く垂れ下がり、右巻きにつるが伸びるのが特徴です。
やまふじ 山地に多い藤で、ノダフジより房がやや短めです。つるが左巻きで、幹も太く力強い印象になります。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
開花時期 本州〜九州の多くの地域では、開花は4月中旬から始まり、見頃は4月下旬から5月上旬頃が中心です。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
花言葉 優しさ 歓迎 決して離れない
つるが支えにしっかり巻きついて伸びていく姿から「決して離れない」、風に揺れるしなやかな房の姿から「優しさ」「歓迎」と結びつけられています。
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤
兵庫県丹波市 五大山白毫寺の九尺藤


































