新千円札 | 草センリのブログ

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サボテン、多肉植物、グルメ、四季折々の話題を中心に書きます。


北里柴三郎
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1853年:熊本、今の小国町北里の庄屋に生まれる

1871年(18):古城医学研究室で、オランダ人軍医に師事。
1874年:東京医学校に入学。予防医学をめざす

1885年(32):国費でドイツに留学。結核菌発見のコッホに師事。
世界で初めて“”破傷風菌の培養“”に成功

1892年(39):欧米の研究所からの招聘を断り、日本に帰国。国に伝染病予防研究所の設立を訴えるも、受け入れられず。

福沢諭吉が私財を投じて、私立の研究所を設立。研究に没頭するも、やがて資金難に陥る

結核療養の「土筆ヶ丘養生園」を開設

1894年:ペストが大流行し始めた香港へ、調査団で赴く。
“”ペスト菌の発見“”

1898年:野口英世が研究所に入る。アメリカ留学もさせてもらう

1899年(46):大隈重信が研究施設を取り上げ、内務省管轄におく

1901年(48):福沢諭吉、死去、享年66

1914年(58):公の研究所が東大の傘下になったため、目的が違うと辞表。
多くの職員が、野に下る

1917年(64):慶應義塾の医学科設立に尽力し、初代医科長、病院長につく
志賀潔、北島多一ら優秀な教授陣が集まる

1931年:脳溢血で死去、享年78

終生「医者の任務は病気の予防にある」の信念を全うした。

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数年前、朝ドラで植物学者の牧野富太郎をやりましたが、あの時も東大教授の「やっかみ」か邪魔が入りましたが…、
今回も、青山という教授が足を引っ張るようなマネをしたそうな…。

東大出のノーベル賞受賞は小柴さん(2002)とお弟子さん(2015)だけ、日本一難関の「理3(医学部)」出身者は、一人もかすりもしない。

慶應義塾大学には「医学賞」があるが、2022年までに10人のノーベル賞受賞者を輩出している。

つい先日まで、1万円札に鎮座されてた「諭吉」はんは、偉大なり!

渋沢栄一は、一橋大学の創立者。今や、大卒初任給は、一橋の方が東大よりも高い。