⑮ サボ/属ごと ドリコテレ | 草センリのブログ

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 ドリコテレ属
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アメリカ・テキサス州が原産地。

【特徴】
大きな疣型、大きな地下茎(塊根)をもつ。
丈夫だが、高温多湿にはやや弱い。
寒さには、強い。


代表的品種
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『金星』…代表種。

丈夫で育てやすい。
寒さにも強く、夏もあまり遮光しなくてよい。
【特徴】
大きく長い疣、大きな地下茎をもつ。径3cmならば、深さ8cmくらいの塊根がある。群生株になりやすい。

【花】
レモンイエロー、外側にいくほど色濃くなる。雄しべ、雌しべも黄色。
5月末頃から蕾をつけ、6月~7月に次々と開花。一斉に群開したものは見事。
10時~16時くらいに開いている、3日ほどの花。

【植え替え】
地下茎を傷つけないように注意する。
鉢から抜いて用土を落としたら、少なくとも1日以上、日陰で乾燥させてから植え付けた方が結果が良い。

【水やり】
一般的。夏は、高温多湿にならないようにする。

【殖やし方】
サボテンの中で唯一「疣挿し」ができる。
消毒したカッターなどで、疣の根元から切断し、切り口を数日乾燥させて、植え付ける。発根するまでは、直射日光は避けて明るい場所に置く。時々、葉水をする程度の水やりを。
もちろん、疣1本での接ぎ木も可能である。

その他の品種
・水星殿…金星の黄斑入りを言う。
・金星錦…金星の白斑入りを言う。

・琴糸丸…マミラリア属で扱われることもある。金星の小型みたいで、柔らかい刺が全体を覆う。群生する。
・羽衣
・給分丸
など