咲羅町にある『夜舞(やまい)中学校』。ここには七不思議がある。今日は其れを紹介しよう。


 1,夜、屋上からプールを覗くと人形が泳いでいる。
 
 2,文学部部室は、妖怪たちの溜まり場になっている。
 
 3,歴代の校長はみな、妖怪の手によって亡くなった。
 
 4,4時44分に音楽室のピアノを弾くと、異次元に迷い込んでしまう。
 
 5,歩く骸骨に合うと、1週間後に死ぬ。
 
 6,骸骨を見て死にたくなかったら、午前4時から午前4時30分まで骸骨に祈りを
   捧げると助かる。
 
 7,招待状を持たずにこれらを確かめようとすると、天狗に攫われる。      
                                       』

確かに歴代の校長は皆さん行方不明になっていますね。死体も見つからないとか。
それに招待状って何なんでしょうか。
そう言えば昔いましたね。招待状とやらを持ってないと、学校には行けないのに行った女の子。
え?その女の子ですか?一時期行方不明になりましたが、ちゃんと帰ってきましたよ。今は外国へ行ったとか。
夜舞中学校の謎は増すばかり、我々はこの謎を今後も解明していきたいと―――




少女はテレビのスイッチを切った。

「馬鹿らし」

一言だけそう呟いて、家を出る。
彼女の通う学校、夜舞中学校に向かう為に―――。



「小川寺(おがわでら)さんおはよう」

教師が話しかけてくる。親がいない自分を心配してのことだろうが、ハッキリ言ってウザい。

「おはよう・・・ございます」

挨拶しておかないと何かとメンドくさい。ホント大人って嫌。
教師のあいさつを交わしてるうちに教室に着く。
そしてまた〝始まる〟

「小川寺斬羽(きりは)!また来たんだ?」

あぁそうだ、バーカ。

「お前さ、よく来れるよな?」

お前らこそよく太陽の下歩けるよな。

「目の病気治してこいよ」

あんた等こそ心の病気だろ。

「この色違い。KYなんだよ」

ホントに空気読めないのは、あんた等だから。

「オッドアイとかマジキモい」

はっ、髪染めてすかしてる奴の方が、よっぽどキメェわ。

「ホントはカラコンとかいれて、カッコつけてんじゃねぇの?」

その瞬間、私は理性と引き換えに力を使った。

「ホント死になよ、あんた等」

机一つ片手で持ちあげた。私の眼は多分、やばい光放ってると思う。
紫と緑の私の眼が、閃光を放つ。
悲鳴が上がってるが、捨て置く。
ただ一つだけ覚えてること。最後に私が、

「壊してあげるよ。この世界と一緒に」

と言ったことだけ。理性は簡単にはじけた。



起きたのは保健室のベッドの上。上にあるのは真っ白い天井。横にいるのは難しげな顔した教師。

―――また殺っちゃったんだ。

心の中で自嘲気味に呟いた。
自分の感情が暴走することはよくあることだ。誰になってあるはず。でも私の場合は―――。

「起きましたか?」

「・・・はい」

ゆっくりと滑らすように言葉を発した。

「またやってしまったんですね・・・」

「・・・他の人はどうなってますか・・・?」

社交辞令として聞いておく。私が〝殺った〟人のことも気にかけてると知れば、いい進展だと喜ぶものもいるだろう。

「かなりの重症ですが、かろうじて生きてますよ。君みたいな子だから、少年院とかそういうところには入れられないと思います。とゆうか私がさせませんよ」

この教師も変わってると思う。私みたいなのに、笑顔を向けるなんて。

「もう・・・起きれます」

そう言って立ち上がる。まだ少し足元がふらつくが、問題ない。

「そうですか。もう家に帰りなさい。放課後はとっくに過ぎてますよ」

「えっ」

驚いた。体力の消耗が激しくても、朝から夕方まで寝るようなことはなかったのに。

「さようなら」

教師が少し驚いたような顔をしたが、すぐに柔らかく笑い「さようなら」と返された。少し胸が熱いのは何故だろう。気のせいとしか思わなかった。
まだ気付いてはいなかったのだ。私も、きっと〝あの人も〟
この町に起きている異変と、私の変化に。





なんかすごく、中二病臭いです・・・。
かなり前に描いたのを載せたんですが、痛い発言がチラホラトと・・・。

とりあえずこんな感じの長編書いていきますので、これからよろしくお願いします!
ここの管理人の『千里』です。
これから小説とかたくさん書いていくので、よろしくお願いします!