円教寺とコラボした杉本博司の後学硝子五輪塔。




五輪塔とは密教に由来し、世界の構成要素である「五大」 地 水 火 風 空をそれぞれ 方形 円形 三角形 半月形 宝珠形で表現したもの。


杉本は写真家として世にでた「海景」シリーズの白黒フィルムを水を表する円形(球)の中に閉じこめた。
写真は本来、一瞬を切り取るものだが、五輪塔に移されたことにより、永遠を感じる。
そして五輪塔はその内部に世界各地の海を抱合したことにより、より具体的な祈りを阿弥陀如来に捧げているように思えた。







内部は撮影オッケーです。


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