伊勢神宮に続く街道沿いには数々のお餅の老舗があります。


おかげ参りの参拝者をもてなしたのでしょうね。
伊勢市駅で下りて、外宮へ行く途中。

「へんばや商店」の「へんば餅」
安永4年(1775年)創業
本店は最終宿場町の小俣にあります。
宮川の渡しの前で馬を返したところから「返馬(へんば)」→「へんば餅」に。



こし餡を餅(米粉を蒸した生地、シャキッとしてます)で包んで焼いた薄焼き餅です。

「赤福本店」
宝永4年(1707年)創業
旧参宮街道沿い、現在のおかげ横丁にあります。




赤福(2ヶ)とほうじ茶のセットもあったのですが、食べたことあるので(大阪でも買えるの)、善哉を注文。


赤福(画像はお借りしています)



お腹いっぱいだけど、
伊勢神宮(内宮)前にある
「太閤餅」
永禄8年(1565年)創業
秀吉が信長の代参として外宮に参拝し、内宮宇治橋造営の橋奉行として、伊勢に滞留したときに好んで食べた焼き餅が由来。











粒あんを餅で包んで焼いた薄焼き餅(しっとり柔らかい)です。この系統のお菓子としては賞味期限も長め。お土産に買いました。


どうせなら、焼きたてを出したらいいのに‥と、思ったけど、今は包みのまま持ち帰れるのがありがたい(お腹が苦しい)。

二見浦にある
「御福餅本家」
元文3年(1738年)創業

御福の名は天鈿女命(アマノウズメノミコト)の通称からいただいたもの。

福餅(赤福とそっくりですが、やや色が薄く、甘さが控えめ)
抹茶味の福餅
包み餅(きな粉)


お店の中で作っているところ、見えます。
こういうの大好き💕

いろんなお餅があります。


ココア味の包み餅もお土産に。

包装も可愛いいです。


福餅は二見浦に打ち寄せる波を表しています。
ちなみに赤福の模様は五十鈴川の清流を表しているそう。

もう喰えん、ほんとに喰えん。
もう一軒、行きたかったけど、

二見道にある「二軒茶屋餅角屋本店」。

ここは海路の参拝者を迎えたところ。
薄焼き餅にきな粉がまぶしてあるらしい。

またいつの日か。



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