鶴屋吉信さんの「松の寂」
「音もなく降りしきる雪を透かして眺める樹林
雪中松柏の景をお干菓子にうつしました」

白い琥珀を透かして抹茶と大納言小豆がみえます。
なんとも静謐な美しいお菓子です。



誕生100年を迎えた「京観世」
能楽の観世家ゆかりの神社、観世稲荷神社の井戸
観世井。
ここに天から龍が舞い降りてから水がつねにゆれ動いて波紋をえがき、そこから観世水の文様が生まれました。
その観世水をモチーフにした棹物です。
現在も観世井は水が湧いているらしいのですが、
西陣中央小学校の敷地内にあるため、勝手に見学はできません。以前は電話予約したら、入れていただけたみたいですが、今はどうでしょう?

これは本日のおやつの珈琲味の「京観世」💕
今年は季節ごとに柚子、ほうじ茶、オレンジ、珈琲味が発売されました(棹でなく、バラ売りしてた)。今の時期は珈琲。他の3つの味は間違いないだろう‥と、思うけど、珈琲餡って?
意外に合います、珈琲味。
おいしくいただきました💕。ごちそうさまでした。