ラベンダーで思い出した、もう、20年近く前の映画。邦題は「ラベンダーの咲く庭で」
大女優 マギー・スミスとジュディ・ディンチが共演。監督はチャールズ・ダンス。
1930年代のイギリスを舞台に異国からやってきた謎の美(美がつくか、どうかは意見が割れるとおもう)青年に老女のジュディが恋をする。設定的に実る恋ではないのは最初から明らかなのだが、恋するジュディがもう、いじらしくて、いじらしくて。若い頃の失われた想い、そして、今を受け入れて生きていく。
実際にはそれほどラベンダーが咲いているシーンがあるわけでは無いのだけど。ラベンダーのはかとない匂いが映画の切なさを思わされます。