紫の空は追憶の銀幕 -2ページ目

世田谷兄妹殺人に思う

さて母が子を殺したニュースが世を駆けたかと思えば、次は兄が自分を罵った妹を殺したニュースが。
「兄には夢がないね」
これで人を殺す感覚自体、もはや人のそれとは思えないが、三浪もしてる兄に、それを言ったらどうなるか、が想像もつかなかった妹に問題は無かったのだろうか? マスコミはこぞって、夢も未来もある女の子が殺されたんだ論調のみです。でも、冷静にみたらですね、金のありすぎる裕福な家庭に起きた意思疎通の無い兄妹と親との異常な歪みであって、核心の問題としては、次男一人を悪者にして終わるべき話では、ないよね? もちろん殺人という行為は許されるワケないけど、そこまで21才の人間を追い込んでしまう家庭や兄弟、世の中、ひいてはマスコミの姿勢って、果たしてどうなんだろうね?
特に今回も、可哀相さと殺人の異常性ばかりをクローズアップして、コトの核心をつかない報道ばかりするマスコミの姿勢は「異常な人は殺人を犯します、たまに我らは災難に遭うのですよ」と世に訴えるだけ、つまりは結果として、異常な風に追い込まれた人が起こす行為は、起こりえること、仕方ないこと、と肯定すらしてないだろうか?
報道って難しいね。

2007年始

ピクチャ017.JPG
登録して永らく放置してきたこのブログ、 今年からは辛口甘口、いろいろ書いていきたいな、と思うのですがテレビを観ると余興や特番の間のニュースにて、岡山県倉敷市における、31才無職の母親による、息子への虐待殺人。 年々、毎日どこかで殺人事件が起きるような世になったけど、母が実の子、しかも無力な幼児を虐るのを知ると、悲しさと怒りに持たずにはいられない。 金銭的な裕福さと多種多様な文化を得た中で、我ら日本人の失ってるモノって、大きすぎるんゃね。