セニョさんの読書三昧

セニョさんの読書三昧

還暦は過ぎたけど、若々しく挑戦もしたい。
失敗して傷ついたら、癒される時を待てば良い。
今更何を恐れよう。
車内泊可能な車も、寝袋(シュラフ)も手に入れた。
好きな曲や落語を満載のSDカードを手に、さあドライブに出かけよう。

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和久田正明氏の「閻魔帳 地獄極楽廻り会い」を読了。


お春とお夏は仏具問屋「播磨屋」の娘で、神田須田町界隈では評判の美人姉妹。
二人は女だてらに捕物好きで、姉のお春はその才を見込まれ、岡っ引きの辰平親分から十手を預かるほどだった。

ある日、ひょんなことから播磨屋に転がり込んできた若い浪人。
男は自分が誰で、どこから来たかもわからないという。
だが腰の差料は見事な業物、あるいは身分の高い侍なのか……。

三日月主水という仮初めの名をつけられ、姉妹の捕物に手を貸すことになった浪人。
だが、とある商家の女中の不審死を皮切りにした事件は、札付きの町方役人の殺しへと動きだす。
そしてその背後には、不条理に翻弄された一組の男女の悲哀が隠されていた……。
(文庫本カバーより)

和久田正明さんは、初読みだったかな?

どろどろ、ベタベタした表現もなくて、あっさりと爽やかな文章。

重々しい事件を扱うわけでもなくて、暇潰しに読む時代小説としては軽く読めて安心。

記憶を喪失している三日月主水の旺盛な食欲と滑稽味が面白い。

続編があるのなら、ぜひとも読みたいものだ。