ピアノバーせんのつぼは当分の間

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・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう

 

こんにちは、ちえママです。

 

庄司薫著 「白鳥の歌なんか聞こえない」読み終わりました。

 

友人との話の中で

「つくづく残念なのは、

庄司薫がまったく書かなくなって久しい。

彼の本は好きだったので、ほとんど読んでいるのに、

待っても待っても、もう出てこない。残念で、、、。」

という発言に

驚いたのである。

 

「赤頭巾ちゃん気をつけて」が

1969年 第61回芥川賞を受賞というから、

高校2年生時に読んだ本だな!

今までにないほど読みやすい文体で

自分と同じ年頃の青年が主役だから

男子ってこうゆう生き物なんだ となんとも滑稽な不器用さに共感した気がする。

 

友人が言うには

「白鳥の歌なんか聞えない」が

赤、黒 、白、青の4冊の中では抜きんでて良いという。

そうなの~?。ならば、と

軽く読んでみたら、

はたして

初見といってよいほど、物の見事に忘れていた。

ただ

この時と今と一番の差は、

携帯電話の存在。

 

今ならすぐ連絡しあえるので、

待ったり待たれたりで数日たつなんて

こうゆうシチュエーションにならない。

あのころ、

いつ電話をかけようか

本当に心底その時間設定に苦労したものだった。

そして

いつ電話がかかってくるかもしれない不安と期待、

それもまた

悩ましい時間だった。

それを思うと

携帯電話のメール機能の便利さは計り知れない。

今は良い思い出になっているが

当時

待ち合わせ場所には連絡する手立てがなく、出会えない経験に、

なんとももどかしく歯がゆかったものだ。

 

「赤頭巾ちゃん気をつけて」

「ライ麦場畑でつかまえて」

と文体がそっくりで物議をかもした ということも初めて知った。

ちょうど

ライ麦 を読んだばかりの私。

赤頭巾 とどんな風に似ていて違うのか、とても興味をそそられる。

 

そして数日して

赤と黒を読破。

文体がああだから、あっという間に読めるのだ。

このあと青も一気によんでみよう。

赤、黒 、白、青 4冊の感想はそれから。

 

 

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