こんにちは、ちえママです。

 

先日

朝起きたら驚愕!

眉間に赤い大きな腫れ物が出来ている。

押すと痛い。押さなくても違和感あり。

何だろう?

変な虫に刺された?覚えはない。

 

即かかりつけの病院へ。

抗生物質の塗り薬と、化膿止の飲み薬、を処方される。

数日後の血液検査の結果待ち。

でも

なんでだろう???

です。

 

立春を過ぎてもまだ寒い毎日です。

冬らし~~~い景色。

 

 

 

生命誕生その7

 

──「生命地下発生説」を科学的に証明するためには、中沢先生たちはどのような取り組みをしているのでしょうか?

 

中沢:有機分子の生成やその後の自然選択を、原始地球の諸条件を実験室で再現することによって、証明することを試みています。

40億年から38億年前にかけて生じた“隕石海洋爆撃"を模擬した実験による有機分子の生成は、ネイチャー・ジェオサイエンス誌に掲載されて、世界的にも評判になりました。

地下3キロメートルあるいはもっと深いところの高圧力・高温下で、アミノ酸が容易に縮重合する実験結果も高い評価を受けています。

 

──本書では、分子生物学でもっとも有力である生命起源の仮説である、RNAワールド仮説を批判的に紹介しています。

最初に核酸(RNA)ありきという発想にはどのような問題があるのでしょうか?

 

中沢:問題や矛盾はいろいろありますが、

第一は、RNAはリボ核酸という不安定な高分子で、裸で水の中にあれば容易に加水分解してしまうことです。

核酸塩基やリン酸が溶解していても同じです。自然に生成することもありません。

そんな高分子が「最初にありき」と仮定するのは、強引に過ぎます。

また、RNAワールド仮説では、「最初にありき」で、なぜRNAができなければならなかったのか、の物理的必然性が説明できませんし、

さらに仮に生成したとして、その後どんな必然性とプロセスで生命体になったのか、も説明できません。

RNAワールド仮説に批判的である理由です。

また、RNAに限らず、「何かがありき」では、生命誕生にいたる進化の過程はまったく説明できないのです。

 

──生命誕生には地球46億年の歴史が深く関わっているとすると、異なるヒストリーを持つ火星では生命誕生は難しいように思えます。現在NASAが火星で生命の痕跡を探す研究を進めていますが、彼らは生命の痕跡をみつけることができるでしょうか?

 

中沢:この点も本書の中で論じています。火星に水がある、あるいはあったらしいことが火星探査機の活躍でわかってきて、火星に生物が居る、あるいは居たかもしれない、と期待されています。

水の次にアミノ酸など有機分子が見つかると、おそらく、その期待はさらに高まるでしょう。

アミノ酸やアミンなど比較的丈夫な有機分子が見つかる“可能性は"あるかも知れないと私も思います。

しかし、一般の御期待に水を差すようで恐縮ですが、水やアミノ酸やアミンが見つかっても、それらは「生命の痕跡」ではないでしょう。

なぜなら、

私たちが衝撃実験で実証したように、隕石衝突によって水、窒素またはアンモニアの存在する条件では、アミノ酸やアミンが容易に生成するからです。隕石が海水の代わりに、氷に衝突しても同じ現象が起こります。火星や木星やその他の地球外天体にもそんな条件は充分あり得ると推定されます。

でも仮に、アミノ酸やその他の有機分子があったとしても、

火星と地球の物理、化学的条件および46億年の歴史は大きく異なりますので、

それらがさまざまな自然選択を経由して、生命誕生にたどり着く可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

ですから、

威信をかけたNASAの努力にもかかわらず、生命の痕跡は見つからないと、私は推定しています。

 

 

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