こんにちは、ちえママです。
先日後輩と見えたKさま。
40年近く前の出来事から始まり
あれこれさまざまな話も一段落、
じゃぁ、歌おうか となり
1曲目。
「実は、ママから
あんたはこれを歌えっ といわれました。」
とKさまの前口上。
「それまで、このグループの歌は
大好きで歌っていたけれど、
この歌だけは、
聞いたこともなく、まったく知らなかったんです。が
詩も曲も良くて
すっかりお気に入りになりました。」と。
てか
「あんたはこれを歌えっ」
なんて
そんな命令口調で言ったわけじゃない。
「Kさまなら、
この長くて難しい歌を歌えるのでは?!
ぜひ、いつか、聞かせてくださいませ。」だったはず。
そして
いまや毎回歌ってくださる。
サイモン&ガーファンクルの名曲『ボクサー』
---和訳---
僕は青二才で自分の本音もめったに言わない
反骨精神もポケット満杯の無駄口で台無しだ。
僕の話は全てウソと冗談にすぎないけど、
相手だって興味ある部分や自分に都合が良い発言だけ聞いて、
残りは聞いちゃいないさ。
故郷も家族も捨てた時、僕はガキにすぎなかった
知らない連中に混じって、駅の静けさのなかで
孤独におびえて走っていた 居場所を探してたのさ
貧しい人は自分にだけわかる場所を求めているんだ。
労働者並みの賃金でいいからと職を探していた
でも、仕事が見つからないんだ
声をかけるのは1番街の娼婦だけ
でも正直、物凄く寂しいとそんなのも慰めになった
冬服を広げると、家に帰りたくなる
そこならニューヨークの冬は僕を傷つけない
帰りたいな、我が家へ
開拓地に立つボクサー
彼の職業は戦士
どいつもこいつも彼をぶちのめし、切り刻み、
泣き叫ばせたその思い出を彼は引きずっていく。
怒りと恥辱の中で彼は叫ぶ
「もうやめだ!オレは出てくぞ!!」
だが、その戦士は残り戦い続ける
サイモン&ガーファンクルの数々ある名曲のなかでも
私は
『ボクサー』が一番好きです。
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