大阪都構想に関して先日の世論調査にて、説明が不十分と答えた方が70%を超えてるとのこと。

不十分と答えた方の大半は討論番組や報道、SNS等で情報を目にしているが理解できない方々だと思われます。

そこで、誰でもわかりやすくこれまでに無い表現で解説してみたいと思います。

まず、始めにお伝えしておきますが、私は府民ではない為、賛成派でも反対派でもありません。

間違った表現がありましたら、訂正、削除、追記を行いますので、ご遠慮なくコメントお願いします。


では、解説に移ります。

まず都構想とは何か。
皆さんの一番身近なもので考えると、企業の分社化です。
大企業の多くは事業ごとに分社化を行っていると思います。
それを大阪もやろうとしています。

大阪市という大企業を4つの区に分社化します。
そうなると、ここで反対派の意見。
『総務部や経理部、人事部といったこれまで一つで良かったものが4つ必要になる。
その経費はどうするのか。』
『これまで近所でできた手続きが別の区まで行くことになる(会社で例えるとA棟でできた手続きがB棟まで行かなきゃいけない)』
といったものが出てきております。

一方、賛成側の意見。
『新しい建物を作らなくても今ある庁舎でやる。』
『手続きの利便性は各区長の権限でどうにでもできる。』

と反論しております。

ここから私個人の意見ですが、
会社と行政。形は同じなれど、トップを決めるのは一般市民。

4区それぞれのルールができる。
そして、市民の移動(移住)も自由だ。

A区がサービス良くないからB区へ引っ越そう!
って選択も出てきます。

どの区にとっても人口減少は痛手。
携帯電話会社がユーザーを取り合うように行政も仕掛けてきます!

どのサービスに力を入れるか。どのサービスを優先するか。
ターゲットをどの世代にするか
その時のその区長次第です。

4区長維新独占となったらそれはそれであんまり良くないので、1区、2区くらいは反維新で改革のやり合いを期待したいです!

反対の場合は言わずもがな、現状維持です。


成功すればとても楽しみな行政になるとは思いますが、府民にとってはギャンブルかなと。

賛成派、反対派共に決定打が無いので当日までまだまだわからないですね。