私がやったことはとてもシンプル
四十九日法要が終わり会葬者にお礼状を書いた
体操クラブの方達はまとめて
一同で香典を頂いたため
お礼状は代表者のみに送る
特別な文面に代えて…
のはずだったが
改めて考えると
お礼状に余分な事を書くのは
いかがなものか…
お礼状作戦はやめ
直接ご挨拶に伺いました
一同での香典だったこともあり
皆さん香典返しの品や
生活応援品(粗品)も遠慮し、
何も受け取らず帰られたので
心ばかりの品をお渡ししたい
と連絡を入れて伺いました
その代表者というのが
3番目姉と意気投合し
たくさん情報提供してくださった
とても”きさくな方”
よって外面の良い私は
得意分野である
挨拶とお礼の品物を渡し
出だしから飛ばしてみた
『お恥ずかしい話
Yさんの正妻でもない母のために
会葬いただきありがとうございました
故人も大勢の方に見送られ
嬉しかったと思います』
代表者さんギョッとしてました…
思考が追いついてない様子だったので
少し間を空けてから
続いて葬儀の際のお詫び
『しかも母の最期について
挨拶の際Yさんが
パーキンソン病と
誤った内容を伝え、
混乱を招いてしまったこと
深くお詫び申し上げます』
代表者さん口をポカンと空け
言葉が出ず…
堅苦しい言い回しから
少し砕けて話してみた
『実はYさんが前日になって
急にスピーチしたいと
言ってきましてね…
急遽、喪主の挨拶を
Yさんに代えたのですが、
緊張し過ぎて
認知症末期で亡くなったのを
パーキンソン病と言い
皆様を動揺させてしまいました
お詫びも兼ねて
今日は直接お伺いしました
本当に申し訳ございません』
代表者さんやっと状況を理解
『あれ?パーキンソン病じゃ
なかったのですか…
Yさんずっとそう言ってたから…
お若いのに認知症…
娘さんも大変でしたね』
よし!いける!
しっかり化けの皮を剝がして
いきましょう![]()
『Yさんがパーキンソン病を疑って
検査入院はしましたが
診断結果はパーキンソン病では
ありませんでした
Yさんも
奥様の反対を押し切って
母と暮らし始めたから
母が認知症で弱っていくのが
耐えられなかったのかもしれませんね…』
代表者さんが食いついた
『えっ?Yさんって結婚してるの?』
『はい、ご存知では無かったのですか?
お恥ずかしいですが
母は愛人という立場で
長年過ごしておりました』
私は事実だけを伝えた
もうこれで良い
Yさんの化けの皮が剥がれただろう…
代表者さんは
代表をするだけあり
責任感ありそうな
人当たりの良い方でした
私の思惑も伝わったように感じました
少しゴシップネタが
好きそうではありましたが…
それも好都合だ![]()
ぜひクラブの皆さんに
このネタをばら撒いてくださいませ!
その後どうなったのか?
母の一周忌
Yさんも法要に出席
一番上姉が
Yさんの近況を聞いたそうだ
まだあの家で暮らしているのか?
仕事は続けているのか?
病気はしていないか?
まだ体操クラブに行っているのか?
激しい運動に
身体が付いていけず
クラブは行っていないとの事…
”みんなから白い目で見られるからクラブは行ってない”
が正解なのでは?