身元保証ビジネスの闇?(その2) | シニアライフの「常識」を斬る!?

シニアライフの「常識」を斬る!?

成年後見とか、遺言とか、介護とか・・・

 昨日の続きです。

 

 孤独な人の身元保証人になってくれる「き○○の会」

 

 内閣府のNPOホームページ から、同会の資料をダウンロードしてみました。

 

 さすがに平成22年度の資料はまだ出ておらず、平成21年度の資料を拝見。

 

 ちなみにこのホームページ、NPOが届け出た事業報告書や財務諸表をPDFで見ることができるのですが、印刷もデータでの取り込みもできないんです。

 

 つまり、ただ画面で見るだけ。必要な情報は手書きで転記しなければなりません。

 

 こういうアホな設計はやめてほしいですね。何の意味もない。

 

 

 閑話休題。

 

 「き○○の会」の貸借対照表は・・・

 

 

 資 産 合 計:  463,361,422

 負 債 合 計:  748,737,122

 

 

 ( ゚д゚) ・・・

 

 (つд⊂)ゴシゴシ

 

 

 正味財産合計:▲285,375,700

 

 

 (つд⊂)ゴシゴシゴシゴシ

 

 

 正味財産合計:▲285,375,700

 

 

 (;゚ Д゚) …!?

 

 

 思いっ切り債務超過。

 

 

 ちなみに当該年度(平成21年度)の正味財産増加額は 18,917,767円と黒字ベースではありますが、債務超過額が3億円規模ですから、焼け石に水。

 

 要するに、預った資金を「先食い」してるわけですな。入居者から預った入居一時金を使いこんじゃって未償却分の保全をしてない有料老人ホームと同じ構造です。

 

 だから一生懸命メディア露出して新規会員(と言うか新規預託金)を集めてるわけですな~

 

 ・・・と言われても仕方がないでしょう。

 

 マスコミの人はこんなところまでチェックしないんでしょうね。

 

 NPOってだけでなんとなくクリーンなイメージだし。



 みなさん。私が消息を断ったら消されたと思ってくださいね(´・ω・)/

 

 

 (まだ続きます!)

  

 

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