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◆中国の新指導部決定の裏事情と日本の首相の行方は、


◆中国の新指導部誕生の裏事情

中国共産党大会が終了し、中国の新体制が固まったようです。

中国の国家体制は、あまりよく分かっていなかったので、いい機会と思いいろいろと調べてみました。新体制の裏側にはいろんな裏事情があったようです。

要点をまとめてみました。

中国13億人の人口の中で、8200万人の共産党員がおり、共産党の代表部2300人が体制を支配し、この頂点に立つのが、中国共産党総書記ということである。

中国の国家体制は、共産党一党独裁で、共産党の体制が国家体制に反映されることになっている。

即ち、共産党の指導部体制が、国家体制を決めるという事なので来春の全国人民代表大会で、次期の中国の国家体制は、胡錦濤国家主席、温家宝首相の現体制から、習近平国家主席、李克強首相の新体制に正式移行することになる。

10年間続いた胡錦濤体制の影には、前国家主席の江沢民の院政が残っており今回の体制にも影響を与えたようである。

しかし、胡錦濤の院政排除の主張により、自らも完全退場すると同時に江沢民の影響力を排除したとのこと。

どの世界にも老害というか、年寄りが体制の裏で体制運営に関与するということが行われている。このことを中国の新体制では排除するとのこと。

しかし、今回9人から7人に減員となった党の幹部の構成は、習近平総書記が59歳、次期首相予定の李克強氏が57歳であるのに対して、残りの五人の幹部は、66-67-65-64-66と六十歳以上の江沢民派の影響がある構成となっている。

中国も「老人政治時代を迎えた」と言われている。

今後の中国の抱える問題は多い。

八年後に所得倍増計画を打ち出しているものの国内には各種の問題を抱えている。

貧富の格差の拡大、官僚の汚職と腐敗、反日教育を受けた若者対策等であり、日本にとっては尖閣列島問題を発端とした日中間の政治、経済面の関係の悪化の改善が可能かどうかが大きな課題となる。


なにはともあれ、今後10年間は続くであろう習近平体制の中国の今後の動静は、日本の政治、経済の両局面で大きな影響を与えることになることだけは確かである。

日本の首相が短期間でくるくる変わるのに対して、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、米国のオバマ大統領、来月確定するであろう韓国の新大統領といずれも四年間以上の長期体制が保証されている。

これらの首脳に対して、くるくる変わる日本の首相は、対抗力としては弱体者の存在である。

いつまで、議院内閣制度下の首相でよいのであろうか、この体制では、日本の地位はますます低下せざるを得ない。

来月の衆議院議院選挙の結果を踏まえて、選出される日本の首相は誰になるのかは現時点では不明であるが、誰が首相になろうが、見劣りすることまちがいなし。

このような日本の体制の立て直しをどうすべきか真剣に討議すべきときがきているように思える。

日本政治の昏迷状態は、しばらくは解消しようもない。

その間に、日本の国力はズルズルと低下していくことは避けられない。

本当に困ったものである。

次回の選挙に誰に投票すべきか選挙民ひとりひとりが慎重に検討しなければならないのだが、、、。


、、、

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