入社3日目、現場生活2日目の朝だ

『戦国くん、おはようございまちゅぅ~
今日はちゃんと働いてくだちゃい!』
キモイんじゃ、このバカ
って・・・
朝からもめたらいけん(>_<)
元気よく心を殺して・・・
『おはようございます!』(汗)
現場事務所の前には2トンダンプがとまっている。
下請けさんかな?
現場事務所へ入ると作業員の人が何人かいた。
『おはようございます(^o^)』
元気よく言うと…
その中の親分っぽいオヤジが
『おう、お前か新入社員は』
はい!よろしくお願いします!
『大学か?!』
『ええ』
『知ったかぶりするなよ、わしの前で…
わかったか?』
な…なんよ、いきなりケンカ売るんか?
『わしはお宅の会社の下請けやらせてもろて20年になる。
みんながぺーぺーのときかはわしは知っとるんよ。
のぉ、舐めたことするなよ!』
なるほど、うちの会社にずっとくっついてる下請の社長か…
関係ないわ(笑)
わしは元請じゃ!
初めて担当したのは下水道工事の現場
工事金額は多分3000万円クラスだったと思う。
朝9時道路に規制をかけて掘り始める。
『戦国くん、何してるんでちゅか?
働いてくだちゃい!』
はぁ?
わしゃ、何をしたらええんや!?
お前が指示せぇや!わしに!
『指示してください!何したらええんすか?』
『ええっ?…戦国くん・・・
指示されないと何もできない人なんでちゅか!』
がーっ(`▽´) そうくるかーっ!
まるで無能者あつかいじゃん
『戦国!ちょっと来い!こっち来て手伝えや!』
下請の親分がわしを大声で呼んだ。
はぁ? なんでわしが作業の手伝いせにゃならんのよ!
『戦国くん、手伝ってくだちゃい』
… ん~…
手伝うしかないか…
掘っている所に行き
『何しましょうか?』
『なにボサーッと立っとんや、カクスコ取れ』
え?
『カクスコって何っすか?』
『お前、大学行ったのにカクスコも知らんのか?
先が四角のスコップのことよ!』
なるほど…
『バタカク取れや』
ん~…
『そこの1mくらいの木があるだろうが!
ホンマに何も知らんのじゃの~!
ホンマに大学行ったんか?』
なんでそこまでボロカス言われにゃならんのよ(>_<)
道路の地盤より2m掘って塩ビ管を据えつけて、石の混じっていないサラサラの砂で周りを巻いて埋める。
なるほど…
この単調作業を繰り返すのか。
フムフム…
『はよ~持って来いやぁ~塩ビ管!』
怒られながら4mの管を肩に担いで運ぶ。
この親分に一ヶ月くらいボロカス言われながらコキ使われ、現場の機械、道具など現場用語をたたきこまれる(^o^)
いま思えば、キツかったが勉強になった一ヶ月だったな☆
この親分…
10数年後、わが社の常務になる男である。
続く…