肺転移という事を、その日のうちに彼氏と同居人Mに伝えた。
「肺に飛んだ」と言うと、どちらも
「治療が出来るのなら、やるしかないよね!」

逆の立場なら、私もそう言うだろうな😁

次に社長に。
肺に転移している事、復帰はまだ先になりそうだ、という事。
「そうか……なんたん、笑ってな、笑ってたら免疫力も上がるんや!仕事の事は気にせんでええから、きっちり治してもろてな」

社長も、退院→しばらく療養→復帰
と思っていたらしい。私もそう思っていたけど……😅

ごく身近な友人にはメールで伝えた。
「何かあったら、何でも言うてや!」
と言ってくれる。
有難いです。

妹には、この時点ではまだ伝えてません。
電話にしても、メールにしても、伝えられずに躊躇していました。

2019年7月29日に、治療スケジュールの説明を婦人科で聞く。
抗がん剤はイリノテカンとネダプラチン。
1週目にその2種類を投与、2週目にはイリノテカン単体。そのあと2週間の休薬。
それを1クールとして、6クール予定でいくというスケジュール。
単純に計算して6ヶ月……長いなぁ……

そして初回は一泊入院でやりましょう、という事になりました。
入院ならば、妹に送ってくれるから、その時に直接話そうと思いました。

ベッドが空いてたので早速、次の日に決定。
送ってもらいながら、車中で話す。
「あのな……肺に飛んでしもてるんよ。転移してるんやわ。それの治療やねん」
「えっ!……そんな……治るのん?」
「分からんけど、抗がん剤も使ってみんと効果が分からんし、劇的に効いてくれたらバンザイやし、アカンかもやし」
「そ、そうか……やってみな分からんねな……」
「とにかく、やるしか無いから…頑張るしな」
「お、おう…分かった。頑張ってや」
「お母ぁには…まだ言わんといてな……まだ。
また……な……」
「うん、せやな……分かった」

母にはいつか……と思ってましたが、今現在も話せてませんショボーン

こうして私のセカンドライン、イリノテカン&ネダプラチンの長い抗がん剤生活がスタートしました病院