高校生活最後の晴れ舞台前にご家族を一抹の不安が襲った。

診断の結果を聞いて愕然とする『尾骨剥離骨折』
選手本人も試合出場を諦めるしかない…
仕方ないのか…!?

ご両親も(強行突破で出場したら)と言い出す事のできない身体なのだ。

まともに歩けない
椅子に座る事もできない移動するにも車椅子であり、寝返りや咳をする度に痛みが全身を貫き脅かした。

小生の前に来たときに本人と約束したのである…
歩いて帰えれますよ

君が望むのであれば試合にも出場出来るよと!?

背負っていた痛みが(さ~っと)小生の額から汗が滲む前にどこかに流れていってしまったのである。

他人と競って勝ち負けより
自分自身に打ち勝つ事が何事にも勝ると思える日になってくれればと、試合に出れますと若獅子と堅く握手し健闘を誓ったのである。