全国で昨年1年間に懲戒処分を受けた警察職員458人のうち、懲戒免職が62人(前年比17人増)と統計を取り始めた00年以降で最多だったことが警察庁のまとめで分かった。逮捕者も93人(同27人増)で過去最多となり、警察庁は「悪質な不祥事が増えている」と危機感を募らせている。理由別に見ると、痴漢や盗撮、わいせつ行為といった
性犯罪
や職場でのセクハラを含む「異性関係」が139人(うち免職18人)で最多。

ほかには虚偽調書の作成など「公文書偽造・毀棄(きき)、証拠隠滅等」が61人(同6人)で、「詐欺・窃盗・横領等」は55人(同16人)、「交通事故・違反」が54人(同14人)など。警察庁の担当者は「若手の
性犯罪
が目立つとともに、年代を問わず公文書の不適切な処理に関わる事案が増え、懲戒処分者数を押し上げている」と分析している。