島緞通 織元 無寒暑庵

鍋島緞通 織元 無寒暑庵設立までの歴史は、大正元年祖父である吉島正敏が佐賀市
城内にて創業。 父である正清が後を継ぎ、昭和42年に私、伸一が妻ひさ子、母義子
と共に久留米の地で吉島敷物を設立。

ただ一軒の織元として伝統の技術を守ってきました。
平成14年ギャラリー「緞」、18年「吉島家緞通ミュージアム」の設立を機に、 私の
悲願であった創業地佐賀市赤松町への里帰りを果たし、生産を続けてまいりました。

そして平成24年10月鍋島緞通の技術を吉島家として守っていく為に
「鍋島緞通 織元 無寒暑庵」を設立し、 新たに4代目として長女の吉島ひろ子
(中川ひろ子)が伝統技術の 継承者として就任し、鍋島緞通の生産を始めることに
なりました。

新しい工房の名称の由来は、寒さ、暑さを超越して、 一心不乱に
鍋島緞通の制作に打ち込むという意味をこめてつけました。この工房では鍋島緞通
の伝統伝承を受け継ぎ、 素材、デザイン、色彩をさらに研究し時をかけ、ゆっくり
と質の高いものを目指します。

代表取締役会長兼社長 吉島伸一(よしじま しんいち)

鍋島緞通 織元 無寒暑庵のHPはこちら
http://www.mukanjoan.jp/index.html