ドイツサッカー連盟(DFB)は15日、今月下旬のネーションズリーグ2戦に向けた招集メンバー24名を発表した。初選出は1名となっている。 ドイツは今月23日のネーションズリーグ第5節でハンガリーをホームに迎え、26日の最終節では敵地でイングランドと対戦。スペイン、日本、コスタリカと同グループのカタール・ワールドカップ(W杯)前最後の公式戦でもあるため、ドイツ国内でハンジ・フリック監督が発表する招集メンバーの顔ぶれに注目が集まった。 6月のメンバーから、RBライプツィヒDFベンヤミン・ヘンリヒスやルーカス・クロスターマン、ボルシア・ドルトムントFWカリム・アデイェミら計6名が落選。一方で、今夏にボーフムからサウサンプトンへ移籍した身長190センチの20歳・DFアーメル・ベラ=コチャプが初めてA代表に呼ばれている。またバルセロナGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、フライブルクDFマティアス・ギンター、インテルDFロビン・ゴセンスがメンバーに復帰した。 フリック監督はDFB公式チャンネルで今回の代表戦についてコメント。ネーションズリーグでの2戦を「W杯に向けた最終リハーサル」と位置づける上で、「カタールでも準備の時間がほとんどないため、トーナメント・モードに入らなければいけない」と求めるも、フランクフルトMFマリオ・ゲッツェやドルトムントDFマッツ・フンメルスら現在クラブで調子を上げつつあるメンバー候補たちに向けて「まだすべてが決まったわけではなく、ほかのみんなにもW杯行きのチャンスがある」と語った。 なおドイツのメンバー24名は以下の通り。 GK マヌエル・ノイアー(バイエルン) マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ) ケヴィン・トラップ(フランクフルト) DF アーメル・ベラ=コチャプ(サウサンプトン) マティアス・ギンター(フライブルク) ロビン・ゴセンス(インテル) ティロ・ケーラー(ウェストハム) ダヴィド・ラウム(RBライプツィヒ) アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー) ニコ・シュロッターベック(ドルトムント) ニクラス・ジューレ(ドルトムント) MF/FW ユリアン・ブラント(ドルトムント) セルジュ・ニャブリ(バイエルン) レオン・ゴレツカ(バイエルン) イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ) カイ・ハヴェルツ(チェルシー) ヨナス・ホフマン(ボルシアMG) ヨシュア・キミッヒ(バイエルン) トーマス・ミュラー(バイエルン) ジャマル・ムシアラ(バイエルン) ルーカス・ヌメチャ(ヴォルフスブルク) マルコ・ロイス(ドルトムント) リロイ・サネ(バイエルン) ティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ)