東日本大震災から9年。
改めて、震災に遭われたみなさまに

心よりお悔やみ申し上げます。

もともと福島が故郷のわたしは、

長らく東北を離れていましたが、

数年前から仙台の仕事が増え、東北に回帰していきました。

美しい宮城県の自然や神社仏閣を巡る中で、

震災の痕跡を肌で感じるようになりました。

昨年の夏に、仙台に引っ越してからは、
被災地がより身近になり、宮城県や岩手県の友人から、
震災後のあの場所に行ってみたい、

辛い記憶もあるけれど見ておきたい、

という声も多く上がるようになり、

そうした場所も多く訪れるようになりました。

先人の方々が残された、津波がここまでくるよ、
という印として建てられた神社なども巡り、
現地の方のお話をお聞きする中で、
大自然の恵みの中で、大自然をよく知って、
大自然の変化に合わせて生きる、
海沿岸の方々の姿が、鮮明に、心に強く刻まれています。

これからも東北の皆さまから学ばせていただき、
大自然の中で生かされている人間でああるという自覚を
いっそう強く心に刻み、仙台の日々を過ごしていきたいと思います。

震災で被害に遭われた方の暮らしがより安定し、
心に平安と幸せが戻りますように。



イースター島から贈られた南三陸のモアイ像