ほぐれStudioユラリー

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仙台市〜宮城県の訪問整体
鍼灸師のもみほぐし
ほぐしStationゆるりの
のんきライフ

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鍼灸師として「治療」を行ってきた経験

        

セラピストとして「癒し」を提供してきた経験
 

から、整体とリラクゼーションの分別運動を推進しています

 

頭痛や肩こりを改善したい時と

癒しのマッサージを受けたい時は

必要な手技が違います

 

①肩がこって苦しくて、リラクゼーションに行ってみた

②気分転換・癒しを求めて整体に行ってみた

③安くて気軽なもみほぐしチェーンに行ってみた

 

①と②は、行ってみるのは良いのですがお店の選び方が反対

③はモンスターセラピストに遭遇し後悔することもしばしば

 

お客様が

・どんな体の状態で

・何を目的に

来店されたのか

 

そこをはっきりさせるだけで

整体・リラクゼーションの施術は充実します
 

ハードにガンガン強押しも、ソフトで無痛のフェザータッチも、どちらもアリだと思っています

 

身体を整える整体のためには過度に強い刺激は必要ないと考えていますが、つらい所をグイッと押されたい気持ちもわかります

 

お好みのスタイルで「ゆるり」としていただけたら・・


肩こりはどのくらいで良くなりますか?とよく聞かれます

もちろん一概には言えないのですが・・・目安として

3〜5回の施術(1週間〜1ヶ月の間に)

とお答えしています


 

肩こりが軽くなり動作も楽に・・・

いったん「ゆるり」とした状態にまで持っていって

それからは定期的なメンテナンスです

目安は1〜2か月に1度くらい

 

肉体労働、立ち仕事、デスクワーク、長距離運転など

日常的にどのくらい身体を使うかによって

ご自分にちょうど良いペースは変わってきますが

いったん「ゆるり」とした身体なら

そうそうすぐに元通りにはなりません


 

ご家庭でできるセルフケアもお伝えします

毎日5〜10分くらい身体をいたわる時間をつくると

疲れが溜まりにくくなります


 



 

ゆるりの整体の技術的な特徴としては筋肉を押す、揉むことに加えてつまむ、ひっぱる、グリグリすることがあります

骨、腱、関節の付着部にも行います

決して危険な手技ではありませんし、そういった刺激が苦手な方に無理に行うことはありません

繰り返しておきます

絶対に無理には行いません

お客様に求められた場合でも、危険を伴うと判断したこと、責任を持って施術できないことはお断りいたします


 

整体の施術の内容、コースの決め方は予約時にご相談いただけます

インフォームドコンセント【説明と同意】がきちんとあると、お互いに安心できます


 

サロン勤め時代、お客様に言われたことがあるのですが・・・


 

「いつも一生懸命やってもらってこんなこと言うのアレなんだけど、別に俺、揉んでもらうの気持ち良くて好きで通ってるんだから、あんまり治そうとしなくていいんだけど・・・コリがなくなって揉むトコないです、なんてのは困る・・・ほどほどの不健康なら問題ないと思ってるから」


 

ああそうか、そういうこともあるのかと気付かされました


 

ひとくちに肩こりといってもお客様によって整体に求める事、必要な施術は違うはずです

無理に押し付けたような施術はうまくいくわけがありません


 



 

整体にはメンタル面も大切です


 

「肩こりは一生付きまとう」

 

「またいつぎっくり腰になるか不安」


 

そういった不安な気持ちそのものが肩こり腰痛を生んでいる場合があります

今まで整体の仕事をしてきて多くのお客様の肩こりをみてきましたが


 

肩こり=実際に肩が凝っている(血行不良の)つらさ+凝っていてしんどいという気持ちのつらさ


 

ではないかと感じています


 

肩ではなく他に注意が行っていれば意外と苦しくなくて、意識した途端しんどくなってくる

楽しい事の真っ最中、例えばディズニーランドの入口ゲートをくぐる瞬間に「肩こりしんどい」とは思いません


 

「病は気から」といわれます

意識や思い込みが身体に及ぼす影響は意外にも大きく

いつの間にかネガティブな悪循環にはまってしまうことも


 

「仕事忙しいし、家事もしなくちゃ、姿勢が悪いのわかってはいるけど・・・」


 

気付かないうちにマイナス思考に囚われた時、肩こりは実際以上に重く感じられるはず


 

そういったメンタル面のケアも、できれば自然とできるよう心がけています


 

病気やケガでない 

重症度や緊急度が高くない 

病院の検査で異常がない 


 

そんな身体の不調は整体が向いています

心身両面からの「ゆるり」をお手伝いいたします

 

 

整体のヒント:筋肉と骨はおたがいさま


以前やっていた整体教室で生徒さんに教える中で

気が付いた身体を整えるうえでの大事な視点


 

人体を構成するのは骨・筋肉・臓器・血液・細胞など

整体の施術をするうえではまず


 

・骨格や骨の形・位置を覚えて
・筋肉がどのようについていて


 

を覚えることになります(他の要素ももちろん大事!)がここで勘違いしがちなのは

骨と筋肉はお互い様で釣り合っているということです


骨は骨だけでは立てません
理科室においてあるガイコツのように
骨格を維持し直立するには
筋肉その他がついていないといけません

カラダはよく家にたとえられます
土台となる足腰が歪んでいると屋根(首・肩)が傾く、なんて
それはその通りなんですが

2本足で歩き走るヒトと
その場にがっちり固定して建てる家の違いもあります
家における柱と体における骨は全く同じ扱いにできません

 

「骨組み」に「肉付け」して出来上がるのではなく

肉と骨でバランスを取りながら作っていく・・

肉だけ、骨だけでは成り立たない・・
 

※家の例えのついでに・・
肩こりの整体に「肩だけ」の施術では不十分
からだ全体のことを考えましょうというのは
家が傾いた時屋根だけを直しているようなもの
ということです※


二本足で立っていれば土台となるのは足ですが
寝ている時はどうでしょう
うつ伏せ仰向け横向き寝ではそれぞれ下になる場所が違います

椅子に腰かける時と畳の上で正座する時
負担のかかる筋肉は変わってきます

 

リラクゼーション的な施術であれば
うつ伏せと仰向けですみますが
整体を考えた施術の時は
逐一体勢を変えながら行なうこともあります

 

例えば肩の筋肉を施術する時に

うつ伏せと横向き寝では
肩甲骨の触りやすさは全然違います
平面から立体になるとでもいいますか
必要な所を無理なく触ることができると
整体がとてもはかどります


骨や筋肉、腱・靭帯などは必要な機能に合わせた
硬さ・長さ・大きさでできており
けっこうデリケートなバランスで身体の構造は保たれています
定期的な整体でのメンテナンスをおすすめする理由です

TVや新聞、ネットなどで目にする健康関連の情報

通販で定番のサプリメント、ダイエット、健康器具

商売として、広告宣伝のために様々な表現が使われています

 

それ自体はもちろん悪いことではありませんが

たくさんの情報に振り回されてしまうと逆に

肩こり腰痛の原因にさえなってしまいます

 

お客様との会話の中でよく登場する話題について

私からのアドバイスをまとめてみます

  

〇食事について

 

「痩せたければ正しく食べる」こと

ダイエットしてるから食事抜き、ではなく

余計な間食と食べ過ぎを減らすこと

食べるモノとタイミングを工夫すること

 

一食置き換えくらいならいいですが

ある程度ふつうに食べて身体が整っていないと

健康的に痩せることはできません

 

適正体重というものはあって、決して体重はゼロkgにはなりません

笑い事ではなく本当に、痩せたい気持ちが強すぎ

周りが見えなくなるほどに、周囲の人がひいてしまうくらいに

のめりこんでしまう方もいらっしゃいます

 

普段の食事は「一汁一菜」「まごわやさしい」でいきましょう

サザエさんの食卓をイメージするとちょうどいいです

普段はシンプル質素にお魚と漬物

お寿司とか天ぷらは特別な日の御馳走として出てくる

 

過度に節制しているわけではなく

子どもたちは毎日おやつタイムがあるし

波平さんとマスオさんは結構いつも酔っぱらってる

ちょうどいいと思います

 

 

〇栄養・サプリメントについて

 

いま一度3大栄養素【糖質(炭水化物)・タンパク質・脂質】の働きを整理して

身体にとってどれも不可欠だということを確かめて下さい

ごはん抜き・オイルカットなどあまり神経質になるといい事はないように思います

サプリメントについては、決して食事の代わりではないということを頭においていて下さい

 

〇運動について

 

したければすればいいし、苦手で続かないのであれば無理にしなくて大丈夫です

もちろんできるなら大いに健康のためになりますが

絶対に必要だとは限りません

 

毎日やるなら10分、2日に1回なら20分、3日に1回なら30

そのくらいの時間、散歩とか体操でじゅうぶんです

現在、全く運動習慣がなくてこれから運動を始めるという場合には

最初は「ながら・ついで」ではなく

自分の身体だけに集中できる環境で行うことをおすすめしています

TVを見ながら体操」「犬の散歩でウォーキング」は

正しい体の使い方で無理なく動けるようになってから

 

 

〇ストレッチについて

 

ストレッチは疲労回復や柔軟性を出すために有効です

ただ、やり方のコツを抑える必要があります

毎日(週5日以上)こまめに行うのが効果的です

 

筋肉は伸ばそうと頑張れば頑張るほど伸びません

ウェイトトレーニングなら力の限界付近で頑張ることによって筋肉が鍛えられますが

ストレッチは力を入れると伸びません

伸びを感じながら気持ちよく、楽に呼吸をしながら、リラックスして行いましょう

 

筋肉が伸びるのには20〜30秒かかり、逆にそれ以上長くやっても効果は変わらないそうです

まずは思いつくポーズから、身体の力を抜いて始めましょう

お風呂上りや運動後の体が温まった時がいいでしょう

 

うまくできていれば、硬くて諦めていた方でも段々柔軟性が出てくるはずです

その場で「伸び感」が感じられないとしたらうまくできていません

さらに力を抜いて、呼吸を止めずにやってみてください

 

身体が硬いとお悩みの方と話していると

小学校・中学校くらいの頃から硬かったという方も多いです

ただ、それは当たり前と言えば当たり前

肉体的に成長段階のティーンエイジャーと

成人の身体は違います

 

体操の選手やフィギュアスケーターでも

10代前半でデビューした頃と

体重が増え身体が出来上がる20歳前後では

全く違う動きをしています

 

千代の富士は「体力の限界・・」といって引退しましたが

あれは相撲という世界でトップで居続けるための体力

「ふつう」の日常生活を送るのに必要な体力なら

じゅうぶんに維持していくことが可能です

 

若い頃と比べないということは大事です

歳をとったから硬くてしょうがないという諦めの気持ちや思い込みはいったん捨てましょう

歳をとってから肉体改造をした人だっていくらでもいます

丁寧に焦らずやれば、柔らかさは取り戻せます


 



 

・・以上が日常生活における健康のためのアドバイスですが

運動・食事など見直す前にいったん

整体で体を整えて「ゆるり」としましょう

 

ゆるりとするまでは集中ケア

ゆるりとしてからは定期メンテナンス

2段階に分けて考えるのが〇!

 

〇集中ケア
 

肩こり腰痛で・・疲れ切って身体を動かすのもおっくう

もう自分ではどうしようもないそんな時に

ほどよい力加減で手を当て血行促進

体調回復へのはじめの一歩となります

 

もみほぐしで体に柔らかさがでてきたら

ほぐしの手技を加えていきます

何度か集中的に整体の施術を行うのが望ましい時です

身体がほぐれて楽に「ゆるり」となるまで3〜5回ほど

 

 

〇定期メンテナンス

 

カラダに多少のコリやハリはあってもいいんです

少しくらい痛い所があってもつらくはない

「まぁまぁ」「そこそこ」の60点が体調の合格点「ゆるり」です

定期メンテナンスはこの状態をキープするために行います

 

月に1度か2か月に1度のメンテナンスがいいようです

2か月以上空けることはおすすめしません

自分では調子がよいと思っていても

外からの眼で見て手で触ってわかることもあります

定期的に整体を受けるのがやはり望ましいです


 



 

身体が痛い・つらい・疲れた状態で毎日を過ごしていると

本当はしんどい筈なのにそれを当たり前と感じてしまい

 

さらに何年何十年と時が経ち

「疲れてるな、歳のせいかな」なんて言いますが

年齢が問題になるのは身体のメンテナンスをしないまま

歳をとっていった場合です

 

もちろん永遠に生きることはできませんが

結構な年齢まで元気な身体を保つことだってできます

ムキムキの90歳のおじいちゃん

モリモリ食べる100歳のおばあちゃん

珍しくないですからねー


 

四十肩やぎっくり腰なども、肩こり腰痛を放っておいて

知らず知らず我慢の限界を越えて起こります

「自分の身体は自分が一番よくわかる」といいますが

「自分の身体だからわからない」ことだってあります

毎日少しずつ心身に疲れが溜まっていくと

本人にとっては微妙な変化なのでわかりません

 

また、体の中で複数調子の悪い所があっても

自分で意識できるのはせいぜい1つか2つだけ

プロ級に自分で自分の身体を管理するのでなければ

定期的にメンテナンスしてもらうのが安心です

 

 

はじめに

 

数年前、勉強とリサーチのために仙台市内と周辺地域の

整体リラクゼーション巡りをしていた時期がありました

のべ100人以上の施術を受けてまわり

体を張って集めたデータから

ゴッドハンドに出会うための秘訣を編み出しました

下にリンクがありますのでご興味ある方は是非!

 

 

で・・今日の本題は「こちらでしょうかおじさん」

整体リラク巡りの旅、序盤での話

 

その日初めて行ったあるお店

ベッドが4台並んでいて仕切りはなし

入口から2つ目のベッドで年配の女性を施術していたのが

「こちらでしょうかおじさん」(以下KO)

 

見た目は超ベテラン

オール白髪で短髪角刈り

店長、オーナー、何らかの責任ある立場なのかなと

最初は思ってました

 

私は隣のベッドに案内され

うつ伏せで施術開始

 

・・10分ほど経ちお隣のベッドの施術は終盤

KO「お客様、残り時間5分程ですがどこか押し足りない所はあるでしょうか?」

女性「えーと、じゃあ腰のあたりかな」

 

さすがのベテランですKO

この問いかけは、使いこなせるなら大したもんです

熟練したセラピストにしか不可能なミッション

腕が良くてさらにお客様との関係性を築けていなければなりません

 

ただ、ん?本当に大丈夫なのかな?と

思ったのはKOの喋り方、口調

どこか自信なさげでよわよわしい・・

こなれていない感じ

 

ここで考えられるのは、お店のマニュアル的に

この問いかけが自動化されて行われていること

そしてKOが大したベテランでも店長でもオーナーでもないこと

 

もしそうだった場合

この問いかけは完全に裏目に出ます

 

経験が浅いとかウデの未熟なスタッフに

いくら押されてもしょうがないし

残り5分まで何やってたの?とも思うし

そもそも押すと決め付けているのも嫌

 

案の定うまくいかないKO

 

 

KO「この辺でしょうか?」

女性「うーん、もっと下かな」

KO「あ、ではこちらでしょうか?」

女性「んーもっと奥の方っていうか」

 

ぜんぜん当たらない・・

でも粘るKO

もうやめとけよ~

 

KO「それではこちらでしょうか?」

女性「背中じゃなくて腰なんですよ」

KO「それではこちらでしょうか?」

女性「まあ、その辺かな?」

KO「それではお時間になりました」

 

ちょっと、おいおい〜

ずっと隣で聞いてて、うつ伏せ状態からズッコケちゃいました

落語?漫才?コントだ!ゴッドハンドならぬコントハンド!

 

このお店には後日もう一度行ってみましたが

どうやらやめてしまったらしい

「こちらでしょうかおじさん」の一席でした

 

整体リラクゼーション100人以上の施術を受けて

体を張って集めたデータ

満足度を上げる簡単な方法は↓

 

読めば確率超アップ!ゴッドハンドに出会うには?

 

 

ゆるりのもみほぐし整体ではお客様の

その日その時の身体に合わせた

施術を心がけています

 

同じ人のカラダでも

朝と夜、夏と冬

最近の体調

ご飯食べてるか

全く同じ状態の時はないはず

 

体を整えるには色々な方法があって

正解がひとつとも限りません

整体・マッサージ・カイロ・ヨガ・ジム・プール

好きなものや続けられるもので

ちゃんと効果が感じられるものが正解

 

以前思い付きで作った「王様コース」というメニューがありました

お客様に王様となって命令してもらうもの

「肩を揉め腰を押せ」

「もっと上、もっと強くしろ」

いちいち命令するのが面倒ということで全然流行りませんでした

 

ひとつのやり方としてはアリだと思いますが

これは、ちょっとピントがずれていた

 

「要望を引き出す」ことと

「言うことを聞く」のは

違いますもんねー

 

気遣いと忖度も違うし

勘違いサービスはお節介でありがた迷惑

 

肩がこっているからといって肩をグイグイ押すだけの施術はお勧めしませんが

全く肩を触らないのもつまらない

 

リラクゼーションのお店に整体の達人がいて

ワンタッチで肩こり治しちゃったら味気ない

 

けど、それはそれですごいからアリか・・

ムズカシイ!