今回はいつもの勉強会の趣向と変えて、JaSST'13Tokyoの報告会を実施しました。
場所はコワーキングスペースのソシラボさん♪
グリーンが多く、大きなスクリーンもありとてもいい場所でした!
今回は遠方記録を大更新!!
なんとハワイからの参加者がいました!!マジすか!
年に数回日本に帰ってきて、時間を見つけて色々な勉強会に参加しているみたいです。
出会いに感謝です。m(_ _)m
今回の報告会のお題は以下の5つでした。
◇Challenges in Software Testing ソフトウェアテストのチャレンジ
◇テスト設計コンテスト'13 本選決勝大会 ~目指せ、霊長類最強テストエンジニア~
◇チュートリアル1-2 :Wモデル導入の手引き
◇テスティングのグローバル最新事情
◇チュートリアル1-1 : 探索的テスト入門 ~知識ゼロから学ぶ探索的テスト~
※チュートリアルについては、有料セッションのため参加者の感想がメイン
◇Challenges in Software Testing ソフトウェアテストのチャレンジ
大きな軸は3つあり、どれもが興味深かったです。
1. 過去から現在までの話
過去から変わったものと変わらないものの話。気になったものを抜き出してお伝えしました。
<変わったもの>
・テスターは尊敬を集めるようになった
・1冊しかなかったテスト関連の本が数百冊になった
・テスターには専門性が求められるようになった
<変わらないもの>
・マネージャーはテストのことを理解していない
・ツールは銀の弾丸だと思われている
・過去から学ぼうとしない
大規模かつ複雑になった近頃のソフトウェアのテストは以前とは求められているものが違うんだろうなぁ。
2. DDP(Defect Detection Percentage)
ここで質問をしてみました。
『バグが出たテストはいいテストなのでしょうか?』
社内のテストで200個バグを出たが、リリース後に20個だと良いテストだと言えるでしょう。
でも社内のテストで200個バグを出しても、リリース後に1000個でたらどうしようもないとグラハムさんも言っていました。
これを見ることができるのがDDPという指標。
自分が感じたのは、テストの良し悪しを件数で測る場合に、開発の良し悪しが件数に影響してしまうということ。
この状態になると件数を出すためにテスト実施者が無駄な時間を使ったり、言掛かりに近い不具合をひねり出して、開発-テスト実施者の人間関係に影響が出たりしますよね。ありませんか?そんなこと!
そこでこのDDPという指標を使うと開発の良し悪しの影響を省けちゃうんですね!!
以下のブログで少し考えています。
http://nemorine.hateblo.jp/entry/2013/02/20/181857
3. 自動化
ここでもまた質問をしてみる。
『あるマネージャーが言いました「回帰テストを自動化して週末もずっと動かしているが,バグが見つからないからもう止めうと思う。」止めたほうがいいですか?それとも止めないほうがいいですか?』
参加者からの答えは『止めない方が良い』でした。
理由はライブラリの変更などで年に数回はNGになることがあるから、そして一旦自動化してしまえばコストが掛からないからとのこと。
Grahamさんの主張はこんな感じでした。
『自動化というものは、積極的にバグを見つけるものではない』
うーん なるほどですね。積極的に見つけるのは探索的テストになると。
また以下のようなことも言っていました。
『いまいちなテストを自動化する前に、いまいちなテストを良いテストにしましょう。』
いやー その通りだと思います。。。
最後にグラハムさんの以下の言葉を紹介しました。
『テストの未来は非常に面白いものになるでしょう!』
分かりやすいレポートは以下のサイトに上がってます。
<ASTERのサイト>
http://aster.or.jp/activities/event/jasst13tokyo.html
<Gihyoのサイト>
http://gihyo.jp/news/report/2013/01/3101
◇テスト設計コンテスト'13 本選決勝大会 ~目指せ、霊長類最強テストエンジニア~
仙台の勉強会の仲間3名と参加した旨を報告し、セッションを聞いての感想を報告しました。
・お題が電気ポッドということで、安全性や使い勝手を重視しているチームが多かった。
・自分たちの会社の問題を意識して、取り組んでいるチームがあった。
・普通の参加者には分かりにくいのではないかと思った。
・架空の仕様のため本当にそのテスト設計でバグを抑えることができるのかは分からない。
イブの日に11時まで資料を作成して提出したこととか苦労話も交えつつ伝えてみました。
テスト設計はまだ発展途上の技術ということを委員の方からも聞いています。
ゆえに苦労もありますが、面白さもあります。
来年は違うお題であれば出てみようかなと思っています。
資料は以下のAsterのサイトから見ることができますので、興味ある方はぜひ見てください。
http://www.aster.or.jp/business/contest/contest2013.html
後半
へ続く・・・
