暖かい冬を迎えられますように | Re START from 仙台

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仙台在住、通信インフラ整備を生業としている人間の、東北人の生活、東日本震災に関するレポートです。


その人の父親は、

家にどんどんと海水が押し寄せる中、

必死で母親を助け出し、

かろうじて浸水を免れた二階に避難したものの、

ずぶ濡れになった父親は、

体がすっかり冷え切ってしまい、

翌日、母親の膝元でゆっくりと息を引き取ったそうです。

海水が引いたあとには、

自宅の一階で、祖父、祖母のご遺体が見つかったそうです。


でも、遺体が見つかっただけでも良かった。

そう言います。


いまだに遺体が見つからずにいる人が、

周りにたくさんいるから、と。


最近、仮設住宅に畳が配られた、と。

フローリング床は冷たく、とても寒いという要望に、

行政が配慮、支給してくれたようです。


近所の仮設住宅では、

外壁に断熱材を張る工事の真っ最中です。


少しでも暖かい冬を迎えられますように。


・・・・・


マイナーな曲ですが、

今は、なんとなくこんな感じ。

ニュアンスは少し違うけど、、。




頑張れって言っちゃダメって言うけれど、

最近、それもなんか変だと思うのです。

頑張ってる人には、頑張れって言ったっていいじゃないか。

だって、これ以上にもっと頑張れっと言ってるわけじゃないんだもん。

違うのかなあ?