東北六魂祭 | Re START from 仙台

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仙台在住、通信インフラ整備を生業としている人間の、東北人の生活、東日本震災に関するレポートです。


仙台市は、ここのところ、涼しい、というか、肌寒いです。

冷夏にならければ良いけれど、、。


でも、六魂祭は熱かった、、。


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入場予想5万人?で25万人来てしまったとか?(笑)


初日は、大量の観衆を整理できず、

パレードが急きょ中止になるというトホホな展開(T_T)

二日目は、僕も行ってきましたが、

あまりの混雑ぶりに、死にそうになってしまいました(笑)


見物した人たちが、みんな口をそろえて言ってましたが、

この混雑ぶりは、ひょっとして、仙台市史上初???

仙台七夕のときも、混雑するんですが、

これほどに人があふれることはありません。


開催期間が短いのが、要因?


でも、出店の雰囲気も、売り子の人たちも、

みんな元気で、明るくて、

復興するんだという気持ちが、強く、伝わってきて、

とても晴れ晴れとした一日でした。


・・・・


後日、FM番組内でこんな投稿がありました。


六魂祭のパレードを見ていたとき、

前に座っていたお婆ちゃんが、

自分の子供たちに、とても優しくしてくれて、

あれやこれやと、いろいろ世話をしてくれたのだそうです。


あまりにもいろいろと世話を焼いてくれるので、

なんでここまでしてくれるのですかと聞くと、

「私は津波で孫息子が死んでまってねぇ」とのこと。


思わず、人目をはばからず号泣してしまいました、とのこと、、。


・・・・


六魂祭の帰り、

電車ではなく、タクシーで、自宅に帰ったんです。

さすがに、ちょっと疲れてしまって(笑)


こんなにたくさん、あちこちから人が集まってくれて嬉しいですよね、、

なんて話を、運転手さんと話していたら、


「でも、ねぇ、、」

「ちょっと、カチンとくるお客さんもいましたよ」

「たぶん被災地を見物したかったんでしょうねぇ、、」

「被災地を指さして笑ったり、被災地をバックにしてピースサインで写真撮ってたり、、」


なんでもK地方の人たちだったそうですが、、。


僕にはゆかりのあるK地方なだけに、少し残念な気持ちでした。


ここ数か月、

ふと、震災で亡くなった人たちのことを考えていると、

なぜか、FMでこれが流れます。

(そんな気がするだけ?)


気仙沼出身、在住の方が故郷を思って作った歌です。

しかも、震災直前の3/10に完成したという、、。


熊谷育美/雲の遥か


オフィシャルHP

http://kumagai193.com/index.html


いろいろなことがオーバーラップして、

黄昏時に聞くと、少し泣けてきます。