【人には向き、不向きがある。同じことができないと嘆くよりも、得意な分野を伸ばすほうがいい~小イヌのまねをしたロバ~】
------------------------------------
ある所に、小イヌとロバを飼っている人がいた。
小イヌは、主人が帰宅すると、いつも尻尾を振って出迎える。
じゃれついて膝に登って、顔をなめ回すのが常だった。
主人も喜んで、ますます小イヌを可愛がった。
それを見ていたロバが、とてもうらやましくなった。
「ああ、自分もあのように可愛がられたい」
次の日、ロバは小イヌのまねをしてみた。
外出から帰った主人の周りを、尾を振って跳び跳ね、大きな口で顔をなめようとして、主人を蹴飛ばしてしまったのである。
カンカンに怒った主人は、棒でロバをたたいて、小屋につないでしまった。
小イヌには、小イヌの長所がある。
ロバには、ロバの長所がある。
ただ、それぞれの活躍の場が違うだけだ。
同様に、人には向き、不向きがある。
誰かと同じことができないと、嘆くよりも、得意な分野を伸ばすように心がけるほうが、はるかにいい。
「こころの朝」
『大人のためのイソップ寓話19』より
🍀それぞれの得意分野を活かす。大事なことですね。すべての人が個性を発揮し、明るくたくましく前向きに生きられる道を示された仏の教えを、私は私の立場で、全力でお伝えしてゆきます(^^)
**************
📚講座お申し込み、通信講座(動画)のお問い合わせ等は、下記ホームページ、アドレスから受付をしております。
【ホームページ】
http://sendai.japan-buddhism.com/
【アドレス】
📚どうぞお気軽にお問い合わせください。 お待ちしております(*^^*)