以前に猫には猫用ベッドなどいらないのではないか、と書いたのですが、
不思議なことに、先住猫のそうちゃんとまったく同じ所に寝るのには驚いています。
毎回同じ所ではないのですが、福に関しては例の100円ショップの書類入れ。
書類入れには領収書等があるのですが、少し高い場所にあります。
100均のケースで寝る福
引っ越す前も、引っ越してからも夏はほとんどそうちゃんはここで寝てました。
千はベッドルームの横の籐製の入れ物の上。ここもそうちゃんが寝ていた場所。
籐制の入れ物の上に寝る千
冬は又違う場所で寝るんだろうな~。
空の上のそうちゃんも「いいよ、俺が寝ていた場所使っても」と心の広い猫だったので、
そう言っているに違いありません。
キャットタワーの上でくつろぐ千と福
相変わらず毎日開催される千と福の総合格闘技
テレワーク等を工夫して、ここ何年かは長時間家を空けることもなかった。
そうちゃんの病状が悪くなった時も、なるべくどちらか交代で見ていた。
千と福が来てまだ2週間ちょっとになるが、初めて10時間程留守番してもらうことになった。
心配なので、初めてネットワークカメラを使って外から監視することにした。
なんだ人間がいない時、猫はほとんど寝ているだなというのが感想。
ネットワークカメラを使用して、外出先からスマホで様子を確認できる。それぞれ椅子の上とキャットタワーにいる。
とはいえ夜に戻ってくると、千はすぐに廊下の扉のガラス越しに「ミャー」と鳴いて寄って来た。福は「ずいぶん遅かったじゃないか!」という感じに、少しよそよそしく椅子の上に座っていた。
着いてそうそう疲れてはいたが人間のごはんは後回し、まずは夜のウェットフードをあげてから、その後1時間程じっくり遊んであげた。
ウェットフードを食べる千と福
あたりまえだけど、飼い主が帰ってくると猫も安心する。
餌やりとトイレ掃除だけでは猫は生きていけない。
愛情が必要。なんかそう感じた。
けりけりぬいぐるみで遊ぶ千
マットの上で遊び疲れて放心状態の福
本来猫用のベッドは、必要ないのではないかと思う。
そうちゃんの猫用ベットは13年で9つ
その内、実際に長く使用したのは、一番下の真ん中のベッドと、
夏はほとんど右下100円ショップのファイル入れがお気に入りだった。
後は人間が寝ているベッドの上やひざの上。
猫用ベットは値段が高い=猫が寝やすいわけではないということである。
13年間で買った猫用ベッド
千と福もたがいに好きな所、好きな場所で寝るようになった。
とりあえず買ったおしゃれなデザインのベッドには目もくれず、
ベッドをひっくり返えしたりすると途端に遊んだりする。
今年の夏は暑いので床が一番気持ちいいのかも。
キャットタワーのハンモックに入る千
ベッドを裏返して遊ぶ千と福
小さなテーブルの下でくつろぐ千
千と福は我が家にも慣れてきて、日増しにイタズラもするようになりました。
福が何かを見つけて、千は後からすぐに来て「何々面白そう~!」と寄ってきます。
クローゼットは開けた瞬間に秒で入ってきます。
こないだは破魔矢の羽根をおもちゃと勘違いして、かじったり。
キャットタワーのハンモックに窮屈そうに入る千と福(上から撮影)
猫に害がある植物は、そうちゃんの時にすべて調べて家の中に置かないようにしているのですが、
窓際に置いてある植物もこの通り。
千がかじってしまって、葉っぱが残りわずかに
我が家に来た時には全然遊ばなかったキャットタワーも、柱に麻縄がまかれていて爪をひっかけて一番上まで登るようになりました。
千も福も最初から人間を信頼はしていたのですが、1週間では見られないリラックスした行動が次々と見られてうれしい限りです。
まるで「今日から俺たちは正式譲渡でここの家族になったんだから、何やってもいいんだぜ~」とでも言っているような(笑
ソファの上に寝そべっている福
空を飛んでいるような恰好で寝ている千
ボランティアの方が記念にと千と福のマグネットを作ってくれました。
そして、明日土曜と日曜は千と福に出会った場所でもある千駄木で、譲渡会が開かれます。
猫を飼おうか迷っている方は、ぜひともお出かけ下さい。