今日は丸5年になるお弟子さんと、お稽古2回目のお弟子さんが一緒にお稽古。
お道具の名前から新しいことだらけ。
はじめは、言われるがままにお点前します。
ぎこちなくなるのは当然なのですが、「ロボットみたいな動きになっちゃう」
と、戸惑っておられました。
右も左もわからなくなるほど真っ白になる経験を全員のお弟子さんが経験しておられます
私ももちろんそうです
それでもそのとおりにお点前した結果・・・
「私のお茶で申し訳ない」と顔をかくしておられましたが、本人も頂いてびっくり。
「え~!え~!?」と繰り返しておられました。
その様子を可愛らしく思い微笑ましく見守っている私たち
これが玉露じゃないのです。
玉露ほどの旨みがた~ぷりのお茶が自分で出せておどろいておられました。
この延長線上に、いま目の前にいらっしゃる姉弟子さんたちのような優雅なお点前があるので、安心してください。
元から、とか、ある日突然、ということはありません♪
お稽古に来るのが当たり前、普通になった方の延長線上なのです。
優雅って、堅苦しいものではなく、無駄のない動き、丁寧な所作ですよね。
お点前のお稽古の中に、ぎゅーっと含まれています。
今流行りの一日で身につく資格!のようなものではありません。
「躾」・・・身を美しくすること
続けていったさきに
「嗜み」になるのです。
お稽古は楽なことばかりではありませんが、
大変だけど、
季節のことやお茶やお菓子、お軸やお花を楽しみつつ煎茶道の醍醐味を知ってもらえたらな〜〜と思います。
そうそう、着付けは煎茶道の一部!
1時間前に来れば着付けは無料でおしえているのでぜひ、1時間前にきて下さいね