いま、大阪は未曽有の不景気の真っただ中である。
失業率は実質10%を越え最悪の状況である(EU基準)。
しかし、大阪は世界に冠たる国際都市になりうる産業技術を持っている。本当なら、今頃、大阪は仕事が溢れ、賑やかな街に文化人が集まり、世界有数の国際都市になっているはずであった。ところが、この惨状である。
この責任どこにあるのだろう。長い間、大阪の政治を任されてきた古株議員と行政幹部にある。より根本的には、彼らを選択してきた市民の責任であろう。これまで、大阪市民は自分たちの耳触りのいい議員を選んできた。それは「この街にこんな施設を造りたい」などのような税金を出させる話である。しかし、こんな話は誰にでも出来る。
難しいのは、「どんな産業政策によって税収を上げるか」という話である。これは誰にでも出来る話ではない。しかし、「産業が盛んになり、仕事が増え、その結果皆が税金を沢山納めるようになって、はじめて税金も使えるのである。」
このような産業政策を語るためには、正確な「科学知識」と「産業技術情報」を身につけなければならない。私がこれまで出会った沢山の大阪の古株議員は、このような知識をほとんど持っていない。呆れたことには、「大阪市は産業政策をするところではない」といった古株議員までいた。
今後も彼らに大阪の政治を任せていたのでは、これからも大阪は「暗闇の海」をさまよい続けることになるだろう。いま、大阪市民は、彼らに政治を任せてきたことを猛反省し、産業政策を語れる政治家を選択しなければならない。自分達のためにではなく、孫の世代のためにである。
ちなみに、冠婚葬祭にこまめに顔を出す議員は要注意である。タウンミーティングで産業政策が語れる議員こそ、未来を託せる本物の議員である。さらに、事業仕分けの場でも、批判ばかりしか出来ない議員か、具体的な政策改善アイデアを出せる議員かもじっくり観察して頂きたい。
船場海援隊 桐石義高
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