sena1212chanのブログ

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ノンフィクションのお話です。

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私は17才で地元を離れ家族からも離れ
夜の世界で本腰を入れた。
何か夢中にならないと子供の事を思い出してしまうから…。

今までのダメダメな自分とは別人になろうと
自分に源氏名を付ける。
誕生日は子供の誕生日にした。
その日は思いっきりお祝いしたいから。

源氏名 セナ(仮名)
お化粧をする度に私は自分に暗示をかけるよう悪い女になる。

「夜の世界は嘘だらけ…男も女もキツネとタヌキの騙し合い。
だから私はお金以外の何も信用しない
…」

私は夜の先輩らの話術、気配り方、仕草、客のあしらい方など良いって思った所は全てノートに書き盗んで自分の物にした。

地元から離れ
夜働き間もない時は夜やってるのにお金も無かった。
最初の店では給料が遅れていて支払われず
経営者に給料を持ち逃げされて一文無しになる。
家賃払えなく食べる物も無い時もあり
ネギを水栽培して育てたり、シーチキン一缶を4日分のご飯にして飢えをしのいだ。( ;´Д`)

それからお店を変えて有名店で働く事になりそこの店のケツ持ちのヤクザの組長さんと仲良くなる。
そこ一帯の地域を支配してた組長さんは私を子供のように可愛がり、どこかに飲みに行く時はアクセサリーのように見せびらかした。
…時には頼られる時もあったけど(^^;;w
組長さんの子分が刑務所にいて、寂しかった子分の彼女が自殺をはかったとかで手首を切ってた。
手首には無数のリストカットの跡
私は血まみれの部屋の掃除&その女性と仲良くなり話を聞いたりして心のケアを出来るだけした。


当時の私には怖い物も無く、いつも冷静だった。
地元から離れ二年経った時には偽りだらけの夜の店でNO1となり20才で目標の貯金をしたので地元に帰る。

地元に戻ると
1番最初にヒモと別れた母と仲直りをした。
お母さんに自分で稼いだ貯金からいくらか渡し
「余ったお金はあげるから私の大好物のナス料理を作って」
それが小学校四年以来の私の精一杯の甘え方でした。