"Buzzer beat." 

"Buzzer beat." 

"Poetry City." ~ Love is kindness in words.

 

 

 

"Poetry City." 

 Love is kindness in words.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 We're All Alone  /  Bob James

 

ジャズの音色の中で

 

(原文)

 

 

アップ前の言葉です♡

この中から言葉を選択

かなり削りました!!

 

 

 

 

インターロッキングで 

整備された歩道

 

 

黄金色の絨毯 

街路樹の真っすぐな歩道

 

 

お壕に囲まれた寺の甍 

和菓子屋の暖簾

 

 

織姫山の色彩が 

冬の訪れを感じさせる

 

 

 

河川敷の広い 

渡良瀬川の

水面も夕映えの中で

 

 

渡良瀬橋の東角 

懐かしい

公衆電話は今も残り

 

 

その歌詞碑も 

夕映えの中 

人足を止めている

 

 

 

何故か この街には 

引き込まれる空間がある

 

 

時の流れが 

一瞬止まったような

気配を感じる

 

 

いつ訪れても 

変わらぬ

街の穏やかさを感じる

 

 

 

織姫山から東へ 

懐かしい街並み中を

 

 

散策とは言えない 

ただのそぞろ歩き 

 

 

通い続けた店の

木製のドアを開ける 

 

ステンドグラスの窓から

差し込む夕日

マスターの笑顔

 

 

昔のままで

いつもと変わらず僕を 

あの席へ迎えてくれる

 

 

 

時間の流れを忘れさせる 

この喫茶店 

時を重さねてきた 空間

 

 

穏やかさ

と 

学生の頃の

懐かしさを感じさせる 

 

 

 

壁に張られた

セピア色の 

映画ポスターも 

 

 

時を刻む黒い柱時計

このテーブルも

 

少しガタついていた

肘付きのこの椅子も 

 

 

 

わがままな常連客にも

聞こえる重音から心安らぐ

 

アンプの音色 

時を重ねたスピーカー

 

 

 

豆を自分で選び 

豆を調合して 

 

 

僕だけのブレンド豆を 

キープしていて 

布製ドリップは

 店の名物だった 

 

 

 

店はいつもジャズが流れ 

僕は 

ボブ・ジェームスを

 

 

リクエストし 

針をレコードへ

落としていた 

いつもの椅子に 

 

 

腰掛け足を組んで 

ジャズの専門誌を

パラパラめくるだけで 

 

 

 

何も解りはしない 

ただのポーズ

 

 

コーヒーの香 

好きな曲を耳にし 

聴音だけの

 世界に浸たってた

 

 

 

古刹の言葉が似合う 

鑁阿寺から 

 

 

静寂に包まれる 

足利学校への

 

 

散歩道にあった喫茶店 

どのくらい通っただろう? 

 

 

 

あの

ブレンド・コーヒーの

香り

いつの間にか

忘れてしまった 

 

 

そして

店の名さえも

 

 

彼女が住んでいた 

思い出の街 

 

 

黄金色の 西陽の街 

遠い 記憶の街

 

 

************

 

 

創作

 

 

僕の創作は言葉選びから

情景が浮かび上がる世界

その道を辿る物語が多い

 

 

 

自分で歩いた風景と

その時出逢った色彩

耳にした雑音と静寂

 

 

 

そんな対比の中から

定形か自由か散文を

選んで方眼用紙に書き

ワードにタイプします。

 

 

 

いつも長文なので

短歌 俳句は無理です。

 

 

 

一行詩を書く勇気は

未だ挑戦できません!

 

 

 

読み手の方には

長文で読みにくさも

在ると想いますが

 

 

 

自分のカタチが出来るまで

さまざまな書き方で創作します。

 

何卒宜しくお願い致します。

 

 

 

2023-04-28 Sena.