先日、

仮交際中だった方と
初めてのデートをしてきました。


お昼の13時頃、

お相手は少し離れたところから
車で迎えに来てくださいました。


しかも、

私の分の飲み物まで
用意してくださっていて。


最初から、

「気遣ってくださっているんだな」

と感じました。


その後は、

私が提案したカフェへ。


カフェでゆっくり話したあと、

近くを一緒に散歩して、

帰りも家の近くまで
送ってくださいました。


最後には、

「これ美味しいから」

とちょっとしたお菓子まで。


こうして書くと、

本当に丁寧に接していただいた
デートだったと思います。


それでも私は、

この日のデートを終えたあと、

仮交際を終了することにしました。


少し前の私だったら、

この判断には
もっと迷っていたかもしれません。


なぜなら、

プロフィール上で
私が結婚相手に求めている条件は、

かなり合っていたからです。


そして、

決して嫌なことをされたわけでもありません。


むしろ、

丁寧に接していただきました。


それなのに、

なぜ私は

「もう一度会いたい」

と思えなかったのか。


今回のデートでも、

以前別の方とのデートでやったように、

私から

「結婚についての価値観診断を
一緒にやってみませんか?」

と提案しました。


質問に答えながら、

気になったことがあれば
お互いに聞いていく。


そうすると、

普通にお茶をしているだけでは
なかなか出てこない話も、

少しずつ出てきます。


家族のこと。

これまでのこと。

仕事のこと。

そして、

結婚したら
どんな夫婦になりたいのか。


お相手は、

一つひとつ丁寧に
話してくださいました。


夫婦は支え合うもの。


お互いを思いやることが大切。


そういったお話には、

私も共感するところが
たくさんありました。


ただ、

長い時間一緒に過ごしているうちに、

少しずつ

「私とは違うのかもしれない」

と感じる場面も出てきました。


たとえば、

ふとしたときの言葉遣い。


会話のテンポ。


話を聞くときの感覚。


一つひとつを取り出せば、

「それだけで?」

と思われるような
小さなことだと思います。


私自身も、

その一つだけで

「この人とは合わない」

と判断したわけではありません。


でも、

小さな違和感がいくつか重なったとき、

プロフィールを見ているだけでは分からなかった
“相性”のようなものを感じました。


そして、

もう一つ印象に残ったのが、

お金や日々の暮らしについての
価値観でした。


お相手が間違っているわけでは
もちろんありません。


何にお金を使いたいか。

どんな生活を豊かだと感じるか。

食事をどのくらい大切にするか。


これは、

人によって違って当然だと思います。


でも話を聞いているうちに、

「私が思い描いている
結婚後の日常とは、

少し違うのかもしれない」

と思いました。


結婚したら、

デートの日だけではなく、

何でもない平日を
一緒に過ごすことになります。


毎日の食事。

お金の使い方。

家での過ごし方。

会話の仕方。


そういう、

プロフィールの「条件」の欄には
書かれていないことの方が、

実際の結婚生活では
大きいのかもしれません。


条件が合うことと、

一緒に暮らして心地よいことは、

同じではないんだ。


今回、

それを実感しました。


そして私は、

デートを振り返ったときに、

「楽しかったから、
また会いたい」

という気持ちになれませんでした。


もちろん、

初めてのデートだけで
相手のすべてが分かるなんて
思っていません。


私が感じた違和感だって、

もっと会えば
印象が変わった可能性もあります。


だから、

「私の判断が絶対に正しい」

とも思っていません。


それでも、

仮交際だからこそ、

「条件がいいから」という理由だけで
自分の気持ちを置いていかないことも
大切なのかなと思いました。


そして、

前回の仮交際終了とは、

少し違う経験にもなりました。


前回は、

一緒にいて楽しく、
感覚も合うと感じていた相手でした。


それでも、

これからの結婚生活を考えたとき、

大切な価値観に違いがあることが分かり、

お互いに納得して
仮交際を終了しました。


今回は、

結婚相手に求めていた条件は
かなり合っていました。


それでも、

実際に長い時間一緒に過ごし、

会話を重ねていく中で、

「私はこの人と
もう一度会いたいのかな」

と自分に聞いたとき、

答えは違いました。


この2つの経験をして、

私が以前書いた

「条件だけでも、
気持ちだけでもない」

という言葉の意味が、

少しずつ分かってきた気がします。


条件が合っていても、

一緒にいる自分が
無理をしてしまいそうなら違う。


一緒にいて楽しくても、

どうしても譲れない価値観が違えば、

結婚生活では
どちらかが苦しくなるかもしれない。


婚活って、

プロフィールに○をつけていって、

一番○が多い人を選ぶものでは
ないんですね。


条件も大切。

価値観も大切。

そして、

その人と一緒にいるときの
自分の気持ちも大切。


全部を完璧に満たす人を
探したいわけではありません。


でも、

結婚は

何十年と続いていくかもしれない
毎日の生活。


だからこそ、

「条件が合っているから」

だけではなく、

「この人と、また会いたい」

「もっと知りたい」

と思える気持ちも、

私は大切にしたいです。


今回のお相手にも、

丁寧に接していただいたことには
本当に感謝しています。


だから、

相手の何かが悪かったから
終了した、

とは思っていません。


ただ、

いい人であることと、

私に合う結婚相手であることは、

やっぱり別なんだと思います。


一つの仮交際は終わりました。


でも、

また一つ、

自分がどんな人と
どんな毎日を過ごしたいのかを

知ることができました。


焦らず、

でも、

自分の違和感を
見なかったことにせず。


これからも、

一人ひとりと
きちんと向き合っていきたいです。