「恋人たちのカレンダー」 | 風のストレンジャー

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クリップ今回も最近気になったカバー曲についてまとめてみた。

CD「恋人たちのカレンダー」

恋人に逢える日を指折り数える想いをモチーフとしている。
ニール・セダカの「カレンダー・ガール」は月単位で一年を、こちらは一週間を曜日単位でしたためている違いがある(笑)

時計1985年 <岡田有希子・オリジナルバージョン>
ベル竹内まりや作詞・作曲。

「あなたといつか結ばれ音譜」しっとりと歌い上げて大人っぽさを感じる。
エンディングで空かさず三度も繰り返して愛おしさを強調する曲の作りは流石。
自分は後の93年ののりピーバージョンを先に知った。

時計1993年 <酒井法子・カバーバージョン>

メモ参考までに、この動画の素材写真はティーンの頃の写真集で、
曲リリース当時は22歳なのでもうちょっと大人びてます(笑)
ベル1993年リリースのアルバム「あなたが満ちてゆく」の中の曲。

この1993年がサウンドのターニングポイントとなって、
以降の彼女の作品は大きく一変することになる。

1985年バージョンからオリジナルのアレンジを踏襲しつつ8年経過した分、
90年代らしい洗練された仕上がりの感じ。
「その途中で初めてのキス音譜」の部分でエレキギター(たぶんシンセキーボード)が被るようなアレンジもあって、ドラマチックに仕立てている。

今更ながら、目の前でささやいているかのように丁寧に歌うのりピーって、
あらためて歌うまいなぁって感心する。
この年のライブツアーでもこの曲を聴くことができた。




CD「テル・ヒム」

以前、ベイ・シティ・ローラーズの「二人だけのデート」と、最近ソフトバンクのCMでも流れていた本家のダスティ・スプリングフィールドのバージョンとアレンジの違いについて記事にしたが、今回も劇的な変貌をピックアップした。

時計1963年 <エキサイターズ・オリジナルバージョン>
ベルこちらも、ハローのバージョンから先に知った。

オールディーズな雰囲気たっぷりだ。

時計1974年 <ハロー・カバーバージョン>
ベル自分が知ったのは1977年春くらいのヒットナンバーだった。

イギリスでは1974年、日本ではBCRブームとともにバスター、フリントロックなどティーンうけするようなイギリスのロックバンドの波があったこの77年頃になってのリリースだったのかもしれない。
とにかく、オリジナルの古臭ささを一蹴したワイルドなアレンジは、今聴くと最高!
「二人だけのデート」のようにオリジナルを超える出来のバージョンだ。




桜おまけ ~モーニング娘。'14について

再ブレイクといわれているモーニング娘。のフォーメーションダンスに今更ながら感激。
グループ自身の「新バージョン」で躍進中。

時計2013年 「愛の軍団」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」

ベルもはや新しいユニットと認識。

「スゴイ」と思わず拍手してしまうような全くの別グループに進化している。
自身の「LOVEマシーン」や「恋愛レボルーション21」などもニューバージョンでカバーして往年のダンスも変えている。
完成されたオリジナルに手を加えるのは、あまりいい傾向ではないのだが、上の映像などを見た後では認識が変わり、オリジナルの「ダサかっこいい」振り付けはもう、今のモーニング娘。には合わなく思えてくる。
かつてのOGの顔が連想されなくなれば、こちら側の意識も移行完了となる。
また、昨年あたりからのダンスビートを基調としたサウンドもカーステで音量を上げて聴けるほどにかっこよく、チェック柄のスカートで踊る巨大ユニゾン集団のポップソングとは大きく差別化をみることができる。